スタッフからの最新情報

2011年9月アーカイブ

水戸の住宅

2011年9月29日 21:01 東京デザインオフィス

東京デザインオフィスの為田です。


荒川とお手伝いする「水戸の住宅」の計画がスタートした。
早速、計画予定地の確認と、役所調査のため、水戸へ出かけた。


上野駅から「スーパーひたち」で、約一時間
特急券を購入すると、普段は、めったにない出張気分になる。


常磐線は、起伏のない関東平野をひたすら進む。トンネルも無い。
都内を抜けてしばらくしても、車窓から山が見えない。


土浦あたりから、筑波山が時々姿を変えながら現れた。
土浦へは、今年のGWに、震災後の特別点検の応援に来ていたのだが、
未だに、屋根にブルーシートが掛けられたままの住宅が多いことに驚いた。
この間の台風は、大丈夫だったのだろうか。


水戸駅南口そんな事を考えているうちに、偕楽園の脇を過ぎ、水戸駅へ到着した。


お城がある、駅の北側ではなく、南側にある市役所へ向かった。


梅の装飾川の両岸に桜並木が、あるからなのか、桜川という川を渡るのだが、
橋の装飾は、梅だった。やはり、梅だよなあ。


梅の装飾マンホールのデザインも、梅なんだし。


市役所のホームページで、震災後、いくつかの部課が、移転していることは
理解していたが、たどり着いて見た状況は、予想以上だった。


市民会館老朽化していた市役所の建物は、被災し、立ち入り禁止となっていた。
道路管理課が移った、隣りの市民会館の建物も、まだ傷跡が生々しい。


プレハブ庁舎建築指導課建築指導課は、隣接の空地に仮設プレハブを建設し、業務が行われていた。


都市計画課は、移転先が遠かったので断念し、建築指導課の資料で確認した。


地盤沈下が激しい周辺の比較的新しいビルは、杭で支えているのだろう。
建物は、無事でも、周りの土地は、20cm近く沈下していた。
歩道も、波打ち、つま先が引っかかって歩きにくかった。
このあたりは、お城の反対側だし、昔は沼地だったのではないかなあ。

まだまだ、復旧には時間がかかりそうだ。


その後、計画予定地の確認に向かった。
密集地とは違って、この土地で、荒川がどんなプランを作りあげていくか!
これからが楽しみだな。


駅で、昼時を過ぎてしまい、投売り状態の弁当を購入して、帰りの特急に乗った。
やはり、車内で、弁当を食べると出張気分になれるので、、、。
車内販売の誘惑には、何とか勝てた!!

 

 


 

乾徳山

2011年9月23日 19:13 こぼればなし

東京デザインオフィスの為田です。


先週の山行きは、妻と乾徳山へ出かけた。


今週の休日は、天気予報で台風が来るだろうと、連続で出かけたが、
予想以上の大型台風の直撃に、今週は一歩も外出できなかったので、
良い判断だった。


乾徳山(ケントクサン)は、勝沼の北の2031mの山で、登山口までの
車のアクセスが良い。
登山口から頂上までの標高差は、1200mあるので、登り応えはある。
早出して、6時半には、駐車場に到着し、スタートした。


乾徳山クサリ場頂上直下の高さ10mのクサリ場が、ここの名物。


シメジかな??「これは、シメジに違いない!」と、二人で話したが、採って食す知識と勇気は無い。


徳和の集落に下りてくると、午後の陽の中でも秋を感じる景色だった。


コスモスホオズキヒガンバナ彼岸の時期に、ちゃんと咲いていた。


ヒガンバナは、採って家に持ち帰ると、家が火事になるという。
毒があるので、子供に採らせない口実らしいが、花を見ていると
本当に燃えそうな気もしてくる。


ヘーベルの耐火性なら大丈夫だろうか。

 

 

街かどヘーベルハウス品川「かぜのとう」まもなく公開終了です。

2011年9月22日 11:04 街かどヘーベルハウス品川

東京デザインオフィスの松尾です。

 

「緑のそよかーぜ♪」

ヘーベルハウスには数々の名作CMがありますが、

ラム君が登場する3年ほど前、2006年にこんなTVCMが流れました。

印象にのこる歌声を覚えていらっしゃる方も多いと思います。

 


 

 

この舞台になったのが街かどヘーベルハウス品川「かぜのとう」です。

オープン以来、多くのお客様に親しんでいただきましたこの「かぜのとう」も

ついに公開終了の日を迎えることとなりました。

 

最終公開は来る10月8日(土)・9日(日)・10日(月・祝)の3日間です。

 

 

品川公開終了.JPG 

 この数年の間に、「自然の恵みを取り込んで暮らすことができる家」

というコンセプトはメーカー住宅においてもごく当たり前のこととなりましたが、

東京デザインオフィスでは2004年の発足以来、

都市の中で自然と共生し、心地よい空間を丁寧につくりこむ、

というテーマに常に取り組んできました。

この機会に、東京デザインオフィスの代表的なコンセプトハウス「かぜのとう」

で、密集した都市にありながら心地よい住まいを体感していただければ幸いです。

 

スタッフ一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

 

 

街かどヘーベルハウス品川「かぜのとう」

所在地:品川区荏原2-4-37
東急池上線「戸越銀座」駅徒歩6分 / 東急目黒線「武蔵小山」駅徒歩10分


街かどヘーベルハウス品川 かぜのとう

 

 

東京デザインオフィス イメージシート

2011年9月18日 17:38 東京デザインオフィス

東京デザインオフィスの為田です。


水谷の発案で10枚ほど作成した、東京デザインオフィスの
イメージシートを、先週、大田区の二世帯住宅の現場へ掲げた。


TDOイメージシート南面で、三階建て、しかも道路からの距離もあって、よく見える。

 


TDOイメージシート青い空に泳ぐ、鯉のぼりのように、風にはためいていた。

 


TDOイメージシートいや、大海原を進む、ヨットの帆のように風を受けていた、かな。


何はともあれ、順風であることを祈る。


今後、三軒茶屋、代々木、弦巻、宮坂、関町北と、工事現場に
現れることとなるので、皆さん、見つけてください。


 

足立区の住宅

2011年9月16日 17:10 ヘーベルハウス

東京デザインオフィスの為田です。


工程を見守っていた足立区の住宅が完成し、今週は、お客様の
立会いのもと、完成検査を行った。
そして、来週には、お引渡しとなる。

 


足立区の住宅 外観思い起こせば、品川のかぜのとうにて、東京デザインオフィスに、
ご相談を頂いたのが、昨年の9/18だった。


そして、計画地を拝見したのが、9/26だった。
その日も、残暑と秋空の混合した晴天日で、鮮明に記憶している。


完成まで、丁度、丸一年ということだ。


設計は、シンプルに、内装材では、マルホンの無垢床ウォールナットを
採用いただいた。


足立区の住宅 内観足立区の住宅 内観水周りと階段以外は、すべて無垢材として、巾木も小さいものにした。


ウォールナット 無垢床材内装のお打合せ段階では、どこまで拘るか、悩まれていたが、
巾木を全て小さくしたことは、空間が締まって良かったと、喜んでいただいた。


検査では、設計を担当した岩井も参加し、インターホンとその下のスイッチが
位置がずれていると指摘していた。
細かい指摘だけど、重要重要。


工事主任の人が、その場で、ドライバーだけで、調整してしまったのには驚いた。
何でも、頼みたくなってしまうなあ。


足立区の住宅 キッチンからの眺めキッチンからの眺めは、視線を気にせず全開できる窓に向いて、とても気持ち良い。

キッチン裏にも、掃き出し窓があるので、東西に風が良く抜けている。


ここで、楽しみながら、子育ての時間や、夫婦の会話の時間を過ごしてもらえると
嬉しい。


平成22年9月18日の打合せメモには、次の言葉が残っているのだから。


                    「妻と子供の為に、楽しめる空間を作りたい!」

 

 

 


 

塔ノ岳

2011年9月10日 19:28 こぼればなし

東京デザインオフィスの為田です。


今週の山行きは、妻と塔ノ岳へ出かけた。


火曜日の会話から。


「明日、天気良さそうだけど、どこか行く?」
「尊仏コーヒーでも、飲みに行くか。」
「どこから登るの?」
「ヤビツ。」


ということで、僕の提案が受け入れられ、丹沢のヤビツ峠から、
表尾根を4時間かけて登り、塔ノ岳の尊仏山荘で、コーヒーをいただき、
高くなった空と、すっきりとした遠い眺望を堪能するコースが決定した。


行者岳のクサリ場の近くで出合ったおじさんに、コアジサイを教えてもらった。


コアジサイ花びらは、散った後だろうけど、小さく可憐な姿だった。
それよりも、この小さなエメラルド色の虫は、どんな理由があって
こんなきれいな色を選んだんだろう?


ガスの表尾根台風後の快晴をイメージしていたが、麓と違って、1000mを超えてくると、
ガスに包まれてしまった。眺望は、あきらめるしかない。


塔ノ岳山頂から頂上では、何とか晴れ間が出ていた。青空をバックにして、雲を眺めていた。
下の雲は、早い速度で北へ流れ、その上の雲は、逆に南東へ流れていた。


尊仏山荘の猫山荘では、人気者の「みーちゃん」が、迎えてくれた。
最近、猫の雑誌の取材も受けて、最新号に載ったとのこと。
カメラマン兼ライターの人が、登ってきて、一晩泊まっての取材だったと。


台風は、関東は避けてくれたが、紀伊半島の災害は、甚大だなあ。


「ここは台風大丈夫でしたか?」
「大丈夫。ま、雨漏りはするから、また修理しないとね。」


コーヒーと猫とこんな会話をしながら、コーヒーお代わりもいただいて、ゆっくり過ごした。
ただ、休憩が長いと、身体がダウンしすぎて、下山が億劫になる。


「雨漏り」って聞くと、すごく悪いことに思えるのは、この仕事のせいかな。
山小屋では、普通のことだろうけど。


中学生時代に住んでいた家の僕の部屋は、大雨の時、雨漏りしていた。
洗面ボールを3個、しずくの落ちるところへ置いて、夜を過ごした事を思い出した。
散らかした部屋の様子や、その頃聞いていた音楽なども、一緒に思い出した。
ほのかに懐かしく、悪い記憶ではない。


「ヘーベルハウスは雨漏りの心配はありません。この防水シートは、・・・・・・!」


こんな流暢な説明を、今まで何回繰り返しただろうか。


本当に心配ありませんから、ご安心を!!
大丈夫です!!

 

 

 


 

未完の教会。

2011年9月 9日 17:11 松尾智子

東京デザインオフィスの松尾です。

先週、遅い夏休みをいただいてバルセロナに行ってきました。

 

バルセロナ、といえばガウディ。

ガウディといえばサグラダ・ファミリア。

2026年完成予定だそうです。

 

サグラダ・ファミリア

 

まさに石の聖書。

教会ですから、聖書のストーリーや教義も巧みに織り込まれているのですが

ここに身をおくことは、更にシンプルに恵みの存在を体感できるように思います。

 

サグラダ・ファミリア

 

内部は想像以上に明るく、

木漏れ日がふりそそぐ森のなかにいるような空間です。

ゆっくりと2時間ほど滞在しましたが、全く飽きません。

見ればみるほど、いろいろなものが輪郭をもってくる感じでしょうか。

 

DSC00092.jpg

 

もしサグラダ・ファミリアに行かれるのでしたら、

主任彫刻家の外尾悦郎さんが書かれた

「ガウディの伝言」を読んでいかれると面白いと思います。

 

--

 

一方、スペイン広場からカタルーニャ鉄道で約20分。

ガウディの最高傑作という人も多い「コロニア・グエル教会」

こちらは本当に「未完の教会」です。

 

降り立った「コロニア・グエル」駅は無人駅。

自動改札に切符の販売機が1台ぽつんとあるだけですから、

バルセロナから往復切符を買って行くと安心かもしれません。

 

駅前からこの青い足跡がコロニア・グエルまでエスコートしてくれます。

 

DSC00491.jpg

 

コロニア・グエルはガウディを援助してきたグエル氏が経営する

繊維工場の従業員のための街。

ただ住まいをつくるだけでなく、文化的で豊かな街を目指して、

モデルニスモの建築家に住宅の設計を依頼し、ガウディには教会建築を依頼しました。

 

DSC00495.jpg

 

コロニア・グエルの街並み 

歩くこと10分。

インフォメーションセンターの裏手、公園のなかにその未完の教会はありました。

 

DSC00543.jpg

 

本来の計画では、3本の塔を擁した上下2層の教会になるはずでした。

 

何故工事は中断したのか?

 

もろもろのガウディ本などをめくると、

ガウディがサグラダ・ファミリアに専念するために手をひいた。

と説明されているものが多いように思います。

 

インフォメーションセンターでもらったパンフレットによれば

グエル家から教会建築の費用援助中止の申し出があったため、
ガウディは計画を放棄した。

となっています。

 

・・・果たして真相はいかに。

 

ガウディはなんと10年の歳月を費やして、

コロニア・グエル教会のための数々の実験をしています。

時は第一次世界大戦直前。

カタルーニャでも政治不安から労働運動が激しくなっていった時代です。

経営者であるグエル氏周辺も決して穏やかではなかったでしょう。

 

いずれにしても、ガウディはサグラダ・ファミリアに全てを傾けることになります。

 

--

 

工場の街らしく、くず鋳鉄やレンガなどの再利用品も使われています。

精錬所のカラミレンガみたいですね。

コロニア・グエルの外装 

さて、地下聖堂の内部は撮影禁止とありましたが、スタッフに声をかけてみると

「フラッシュはダメだけどね!」とにっこりOK。

たまたま見学者が少なかったからかもしれませんが。

 

コロニア・グエル 

この椅子もガウディの手によります。

こんな優美な教会の椅子はみたことがありません・・・素敵です。

 

コロニア・グエル 

ステンドグラスは一番弟子のジュジョルによるもの。

 

コロニア・グエル

 

一番大きなステンドグラスは蝶のように開閉します。 

 

コロニア・グエルのステンドグラス 

ガウディはコロニア・グエルでのあらゆる建築的な試みを

サグラダ・ファミリアで実践しているのだそうです。

 コロニア・グエル

 

素朴な美しさにあふれています。

サグラダ・ファミリアの清清しい高揚感とは一見対照的ですが、

自然に範を求めたガウディの目線を、より身近に感じることができる教会でした。

 

バルセロナは見所が多い街ですが、

忙しいツーリストも、是非コロニア・グエルまで

足をのばしてみることをおすすめします。

 

白金高輪

2011年9月 2日 19:36 ヘーベルハウス

東京デザインオフィスの為田です。


街かどヘーベルハウス「白金高輪」が、先月着工した。


毎週月曜日に、荒川が、白金高輪ブログを更新しているが、基本計画から
内装材、外部の樹木など、多岐に渡って細かく検討している。

http://hebel-tdo.com/machikado-shirogane/

どんな空間に、仕上がるか、お楽しみに!!


今週の白金高輪は、杭工事が終わり、基礎の配筋前の状況だった。


白金高輪基礎白金高輪モルタルダンゴ根切りして、転圧された地面に、点々と見えるものは、
「モルタルダンゴ」と社内で呼ばれているものだ。

工事担当に聞くと、簡単そうなのに、自分でやってみると、以外に難しい
ダンゴ作りのようなのだ。

 


続けて、2件の現場をまわった。


三軒茶屋基礎世田谷の三軒茶屋の現場は、白金高輪の様子より、少し進んでいた。
配筋も型枠も設置できており、チェックの上で、週末には、
コンクリートの打設へ進むだろう。台風がそれてくれて良かった。


三軒茶屋ボルト水糸から、ボルトの頭の高さを計測し、完了したところには、ひとつひとつ目印の
ペイントして行く作業中だった。
高い精度が要求されるが、水糸の真下へ、まっすぐに基礎は作られていた。

 

 

 

大田区の二世帯住宅は、さらに工程が進んで、躯体工事の途中であった。


大田区二世帯住宅躯体3階建ての2階部分まで、鉄骨やヘーベル版は、立ち上がっていて、来週には、
パース図面で見ていた、全容が現れるのではないかと思う。


中に入ると、柱と梁の接合部を見ることができる。


大田区柱梁接合部締付強度を自動で管理する特殊な高力ボルトで、柱と梁を直接とめている。
ほとんど突起物もなく、これ以上シンプルには、ならないだろう、
という洗練された美しいディテールとなっている。


大田区二世帯住宅2階躯体ダイナミックな南側一面の窓や、3階への小さな吹き抜けなど、ここも
どんな空間に仕上がるか、とても楽しみだ。


工事現場の、外部での作業は、やはり、天気には逆らえない。
今年の夏は、天候が安定しなかったが、今後、更なる台風や、秋の長雨などで、
工程が遅れないことを、ただただ、祈ることしかできないなあ。

 

 

 

      

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