CONCEPT HOUSE

CASE07 FREX RESIDENCE 成城モデル

FREX RESIDENCE 成城モデル -更なる上質さを求める邸宅-

GOOD DESIGN AWARD 2012
2013年度グッドデザイン賞受賞

◆デザインの背景

へーベルハウスの商品群の中に、富裕層を明確にターゲットとした商品はありませんでした。
これはへーベルハウスに限らず、工業化住宅、いわゆるプレハブ住宅には
もともと存在しなかったカテゴリーであり、従来その必要性もなかったはずです。

安く早く高品質なものを大量に供給する。
それがプレハブ住宅の使命であったはずだから。

しかし、耐震、耐火、耐久、断熱といった住宅の基本性能や機能が満たされていく中で
形はもちろん、居心地までを含めた空間デザインへのユーザーの関心は大きくなってきました。
一方、人口構成を考えても新たに大量に住まいを供給することに対する、
社会的なニーズは小さくなっています。
しかし、大量に住宅を供給し続けているメーカー側は
まだ自身の立ち位置を変えることができていません。

こうしたスタンスの延長上には、
邸別に手間隙をかけて設計・施工するような商品は存在し得ないと思います。

また、富裕層という市場のニーズというより、
個々の顧客の要望に応えることが求められる注文住宅のなかには、
高級な内装や設備で着飾っているだけのものも少なくありません。
メーカーが置かれている状況と、実際の活動が乖離しているために、
でき上がった「高級住宅」は中途半端で不自然なものが多いように感じます。

今回のフレックスレジデンス成城モデルの計画は、明確に高級住宅の市場をターゲットとし、
高級な仕上げ材や高価な設備を採用しただけの小手先のテクニックではなく、
空間や形を表現する躯体そのもの、更には設計体制から考え直すことで、
顧客ニーズを満たし、空間の豊かさを感じることができる商品を作ろうとしたものです。

それがへーベルハウスの提案する「フレックスレジデンス」という邸宅であり、
成城モデルはそのフラッグシップモデルです。
へーベルハウスのシステムラーメン構造の持つポテンシャルを最大限に引き出し、
最高の空間パフォーマンスを実現した邸宅が誕生しました。
ここに来ると、多くの人が普段あまり体験することがない豊かな空間を、
写真やCG ではなく、実際に体験することができます。

◆プラン

一階のテラスは地盤から浮いた表現をし、建物全体が浮き上がるような軽やかさをもたせています。
テラスはラウンジの床と連続し、開口部はアウトセット形式として外部に引き込み、内と外を一体とし、
さらに木製のルーバーを内外に渡って設けることで、ラウンジとテラスはひとつの空間になります。
気候の良い中間期にはソファをテラスに引っぱり出すことで、
これ以上無い開放的で気持ちの良い空間が生まれました。


フルオープンの引き戸を開けることでテラスと完全に一体化するラウンジ

冬はバイオエタノールの暖炉を囲み、炎のある空間でくつろいだ時間を過ごすことができます。
ガレージとラウンジの間には小さな籠り空間を設け、ガレージと室内はガラスの壁で仕切り、
どこからでも愛車が見えるカーマニアにはたまらない空間となっています。

ガレージからリビング、そしてダイニングへと連続する伸びやかな空間構成

自然の素材を取り入れたデザイン

ラウンジからも一望できるガレージと趣味室

ガレージからリビング、そしてダイニングへと連続する伸びやかな空間構成

5.27mの吹抜が広がるダイニングスペース

5.27mの吹抜が広がるダイニングスペース


縦の動線は三階までの直通階段とホームエレベーターの他に、
エントランスからリビング、ダイニングとスキップしながら上がっていく階段を別に設けました。
一階のラウンジはお客様を招くための空間として玄関ドアも内開きのドアとしています。
メインのリビングとダイニングはスキップしてつながる大空間で、
ゆったりした時間の過ごせる至極の空間に仕上がっています。
成城モデルの一番の見せ場でもあります。


衣服の収納、という概念から
「飾る」という概念に変化させたクローゼット

寛ぎ感を深めながらも格調高い主寝室


三階は夫婦二人だけの空間で、クローゼットを含め収納もみえる空間の中で処理しています。
贅沢に空間を使い解放感あふれるエンスィートバス空間の先には、
スカイウォールに囲まれたプライベートテラスが広がっています。

邸宅ならではの上質な開放感に満ちたパウダールーム

自然の素材を取り入れたデザイン

邸宅ならではの開放感に満ちたパウダールーム エンスイートバスに連続した、プライベートな天空の庭

◆ストラクチャー

鉄骨造の構造品質は接合部の設計・施工の品質によって左右されます。
へーベルハウスのシステムラーメン構造は接合部をシステム化し工業化することで、
安定した構造性能を確保しています。
フレックスレジデンスのフラッグシップモデルとして設計された成城モデルは
通常12mm厚の柱のメンバーを22mmにすることで、
梁と柱を好きなところでジョイントできるようなシステムを実現し、
必要に応じて様々な天井高を生み出し、豊かな空間を実現できるシステムとなっています。

リビングでは梁を通常よりも960mm低い位置に掛け、
間口6.4m天井高3.36mの大空間を生み出しました。

一階のガレージは2m、床を土間にしたラウンジでは2.7m、キッチンは通常の2.4m、
吹き抜けとしたダイニングは5.27m、ベッドルームでは2.8mと
その場所が一番気持ちよく感じられる天井の高さを吟味し、
スキップしながら移動していく空間の豊かさを実現していいます。
さながらアドルフロースのラウムプランの考え方を現代の住宅システムで実現したと言えるでしょう。
厳選した仕上げ材は、素材そのものの持つ肌理間の心地よさにつながるように、
素材の持つ力と空間の持つ力がうまくバランスするような使い方を心がけました。

1F 洗練された美意識が生んだ、独特の空間を愉しむ。 そこは選ばれし人を迎える上質を極めた場所。厳選された素材で構成された空間で、友と語らい、趣味に没頭する。
窓を開け放てば内と外が一体となり、自然の移ろいさえも邸宅の一部となる。

2F 上下にも左右にも広がる大空間で、極上の寛ぎを味わう。 天空に伸びる吹抜けと床面を下げたリビングが演出する、伸びやかな空間構成。
あふれる陽光。流れる風。壁面を閉める大開口がパノラミックな眺望を映し、安らぎのひとときをもたらす。

3F 空と一体になる至福の開放感が、心を満たす。 プライベートな空間を彩る、心地よい意匠。魅せるクローゼット。光のパウダールーム。
外へと連なる天空の庭で、人目を気にせず心を解き放つ。邸宅ならではの豊かな時間が、ゆったりと流れ出す。

建築概要

階数:3階建
高さ:9.408m
構造種別:鉄骨ALC 構造
1階:187.24 m2(56.64 坪)
2階:177.09 m2(53.56 坪)
3階: 92.09 m2(27.85 坪)
延面積:456.42 m2(138.06 坪)

内外仕上げ

外壁

ALC100mmに吹き付け、一部耐候性鋼(NEW RUSTY)

外部床

大理石(ダイノレアール)

室内床

大理石(ダイノレアール)
ローマタイル(LAMINAM)
タイル(コンセントリックプラグLINEN)
チークフローリング(ガラス塗装)
カーペット、タイル(マラッツィ・ジャパン、サッビアブッチャルダート)

室内壁

二本エムテクス(天然スタイル土壁)
大理石(ダイノレアール)
タイル(コンセントリックプラグLINEN)
タイル(アドヴァンBELGIQUE)

FREX RESIDENCE 成城モデル

アクセス

住所
東京都世田谷区成城1-4-1
ABCハウジング成城住宅公園内
営業時間
10:00~17:00
水曜日定休

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