TDOのデザイナー紹介

一級建築士

荒川 圭史Keiji ARAKAWA

  1. 1961年

    東京都生まれ

  2. 2011年

    グッドデザイン賞受賞「浦和区の二世帯住宅」

  3. 2012年

    グッドデザイン賞受賞「東京一軒家」

  4. 2013年

    グッドデザイン賞受賞「フレックスレジデンス成城モデル」

  5. 2017年

    屋内緑化コンクール 日本家庭園芸普及協会会長賞受賞
    グッドデザイン賞受賞 街かどへーベルハウス豪徳寺「はなまねき」

01 最も基本的な考え方はそのデザインがロングライフであることです。

ロングライフデザインということ自体、様々な定義が出来ると思いますが、ロングライフデザインであるために必要であると考えていることは、耐久性を持たせるとか、部品が交換できるようなサスティナビリティを持たせることだけではなく、そのデザインがいつまでも飽きない愛着が持てるデザインになっているかどうかということです。椅子やプロダクトの場合など、いわゆる巨匠といわれているようなデザイナーの残した定番の作品には今でも長く愛されているものも多く、この表現はイメージしやすいと思います。しかし住宅あるいは空間のデザインの場合基本的には一品生産でそこにしかないためイメージしにくいこともあるかと思われます。

02 簡単に言うと気持ちがいいと思えることです。

どうすれば気持ちの良い空間を作ることが出来るのか、そこにはいろいろな要素が付いてまわりますが、もっとも基本的なことは光の性質を理解することです。これは太陽の光はもちろん夜間の照明の光も含んでいます。またそれに関連して素材(光の反射のしかたが変わる)や形も重要になってきます。
天井高や空間のプロポーションや距離感といったことも重要です。
また、室内であっても、屋外であっても、GREENの存在は環境的な問題だけでなく、気持ち良さや、美しさと切っても切れない関係があると考えています。
また気持ちのよさと言うのは視覚からくるものだけでなく、五感すべてで感じるもので、中でも皮膚感覚というのは重要だと考えています。ですから熱をうまくデザインできたらとても気持ちの良い空間に出来ると考えています。

03 建築の設計とインテリアコーディネイトの境界線。

最近は住宅の空間の中で建築とインテリアコーディネートの境界線と言うことも意識しています。インテリアのコーディネイトは基本的にはそこに住む人が自分の好きな空間にコーディネイトしていくものだと考えているので、建築の設計の中で設計者が必要以上に仕上げ材にこだわったり、不要なものを付け加えていくようなデザインは好きではありません。素材にはこだわりますが、あくまで光をきれいに返してくれる素材であったり、肌触りがいいものだったり、うまくエイジングしてくれるものであったり、そういうこだわり方をしています。
ただルイスバラガンの住宅や、京都の角屋などのように空間の中で色を使うと言うことに関しては少しじっくりと考えてみたいと思っています。

04 建物を街とうまくつなげていきたい。

日本の特に東京の住宅地を見て、きれいな街だと思うことはごくまれなことで、たいていの場合何故こんなことになってしまうのかと思うことのほうが多いのは私だけでしょうか。
中でも何とかしたいと思っているのは、建物と道路の間に立っている塀やフェンス、そして電柱と電線です。電柱や電線はわれわれの力ではどうにもならないのですが、道路との境界線上のデザインに関しては、私たち住宅をデザインしている人間の責任も大きいと思います。建築家のエドワード鈴木さんは、この部分をインターフェイスという言葉で表現していますが、このインターフェイスのデザインに関しては、面倒な割に儲からないので、今まで誰もまじめに取り組まなかった領域だと思います。
それでも、最近では格子を見直したり、一面に囲い込むような塀の立て方をせず、プライバシーの問題をうまくデザインしている実例も増えてきているので、我々もどんどん新しい手法を提案していきたいと考えています。
住宅メーカーも最近はようやく外部空間計画の重要さに気がつき外構工事まで含めて請け負うようになってきていますが、その手法に関しては、まだ確立されたとはとても言いがたい状態です。
既製品のフェンスや扉を組み合わせただけの計画も散見されます。
これからは、自分の住んでいる街そのものをきれいにしていくというような視点を持って、実際にそこに住まわれる方、行政、デザイナー、住宅メーカーや各種建材メーカー、外構工事業者などが共通のビジョンを持って街路全体をきれいにしていくような活動をしていきたいと思っています。

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