CASE #105 大岡山の住宅
- 設計:
- 岩井 健一
- カテゴリ:

主室となるLDKはより明るい2階に置き、ワンルーム空間としました。 そしてその南西角に2.4m巾の大きな開口部を設けました。 この窓は位置的に将来にわたって遮られる心配がないからです。 なおかつ隣家を感じない位置であること。大きな窓はこれひとつだけです。 あとは通風等の小窓を配置していきます。 風の出口となる小窓、屋根の上を狙った採光窓、家屋の隙間を狙ったスリット窓等しっかり目的をもった位置と大きさの窓だけをつけました。 不要な窓は設けず受け取れる光は全て取り込む、いつも以上これに徹しました。

都内にはこういった敷地形状は数多くみられ、われわれも多数手がけてきていますが、毎回悩みながら解法を探っていきます。 なぜならこれらのほとんどは周囲の隣家が近接して建っているため、3方または4方全てが塞がれ採光や通風といった基本性能さえも確保しにくいためです。 今回は区画を分譲された敷地でまだまわりも建設されていなかったのですが、すぐに囲まれることになります。 想定される隣地の家屋に対し窓などの開口部は避けていくしかありませんでした。 唯一の拠り所として路地に接続する位置の約2,000mの南西角の外壁面でした。

都内にはこういった敷地形状は数多くみられ、われわれも多数手がけてきていますが、毎回悩みながら解法を探っていきます。 なぜならこれらのほとんどは周囲の隣家が近接して建っているため、3方または4方全てが塞がれ採光や通風といった基本性能さえも確保しにくいためです。 今回は区画を分譲された敷地でまだまわりも建設されていなかったのですが、すぐに囲まれることになります。 想定される隣地の家屋に対し窓などの開口部は避けていくしかありませんでした。 唯一の拠り所として路地に接続する位置の約2,000mの南西角の外壁面でした。

この規模の建物にはシンプルに、モノフォルムが小気味いい形。 ヘーベルハウスの外壁による量塊感が十分活かされます。 これに大きなワンウィンドウをアクセントにした外観デザインとしました。 あとはアクセスに引きがとれるためスッキリしたアプローチと植栽を設けて潤いを与えています。 植栽の緑は白い外壁との相性がとてもよく私も大好きです。

工事中。手前の建物の着工前。

LDKワンルーム空間は約23帖。広さと一体感が感じられるようにしました。 この規模に2間半の部屋巾を確保。「ストレスのない空間単位」と吉村順三氏が言っている贅沢な巾です。 キッチンセットは吊戸のないペニンシュラタイプで視界が通ります。 目立つレンジフードファンは形の良いものを選びました。 ここへ南面角の大きな開口部から一日中明るい光が入ってきます。

LDKワンルーム空間は約23帖。広さと一体感が感じられるようにしました。 この規模に2間半の部屋巾を確保。「ストレスのない空間単位」と吉村順三氏が言っている贅沢な巾です。 キッチンセットは吊戸のないペニンシュラタイプで視界が通ります。 目立つレンジフードファンは形の良いものを選びました。 ここへ南面角の大きな開口部から一日中明るい光が入ってきます。

LDKワンルーム空間は約23帖。広さと一体感が感じられるようにしました。 この規模に2間半の部屋巾を確保。「ストレスのない空間単位」と吉村順三氏が言っている贅沢な巾です。 キッチンセットは吊戸のないペニンシュラタイプで視界が通ります。 目立つレンジフードファンは形の良いものを選びました。 ここへ南面角の大きな開口部から一日中明るい光が入ってきます。






