CASE #80 野毛の住宅
- 設計:
- 岩井 健一
- カテゴリ:

路地奥の敷地にありながら、空間の広がりを演出する中庭と、 吹き抜けから室内に運ばれる光で、一日中明るく快適な住宅を実現しました。

路地奥の敷地で、3方向が隣家に囲まれていたため東南を閉じ、北西側にある公園向きに開いた住宅です。 公園に面して設けた中庭を取り囲むように部屋を配置し、それぞれ大きな窓をとることで空間の広がり感を出す計画としました。 法規制により周囲に空いた1.5mの空地は中庭の他、アプローチ、カーポート、駐輪場と無駄なく活用。規制をプラスに変えた設計です。

路地奥の敷地で、3方向が隣家に囲まれていたため東南を閉じ、北西側にある公園向きに開いた住宅です。 公園に面して設けた中庭を取り囲むように部屋を配置し、それぞれ大きな窓をとることで空間の広がり感を出す計画としました。 法規制により周囲に空いた1.5mの空地は中庭の他、アプローチ、カーポート、駐輪場と無駄なく活用。規制をプラスに変えた設計です。

路地奥の敷地で、3方向が隣家に囲まれていたため東南を閉じ、北西側にある公園向きに開いた住宅です。 公園に面して設けた中庭を取り囲むように部屋を配置し、それぞれ大きな窓をとることで空間の広がり感を出す計画としました。 法規制により周囲に空いた1.5mの空地は中庭の他、アプローチ、カーポート、駐輪場と無駄なく活用。規制をプラスに変えた設計です。

検討時のモデル

天空光を浴びた中庭と、右奥がダイニングキッチン。 LDの床とテラスはタイル仕上とし、砂利を入れることで段差を少なくし一体感を演出しました。 白色の床が反射光を室内の奥まで運びます。 建物に囲まれた庭は室内の一部として感じることが出来、 実際の面積より広がり、奥行を感じさせ、陰影を生み出します。 中庭とリビングダイニングの連携によって、帖数以上の広がりを感じる空間となりました。

ヘーベルハウス独自の住環境シミュレーションシステム「ARIOS(アリオス)」で、プランの段階から採光や通風を確認しました。 住んではじめてわかる室内環境を設計段階で確認でき、自然の恵みを上手に活かすことができます。 中庭からの採光をARIOSで検証。

敷地対応として北西向きに位置させたリビングダイニングと明るいキッチン。 1階では期待できない東や南からの「直射光」は、積極的に2階から取り込みます。

敷地対応として北西向きに位置させたリビングダイニングと明るいキッチン。 1階では期待できない東や南からの「直射光」は、積極的に2階から取り込みます。

東方向に設置した吹き抜けからキッチンへの直射光が空間全体に光を導き、明るい印象になりました。

東方向に設置した吹き抜けからキッチンへの直射光が空間全体に光を導き、明るい印象になりました。

中庭に面して明るい2階廊下。

2階の明るい洗面・浴室。風通しもよく、洗濯ものも良く乾く。











