CASE #73 梅が丘のおたがいさまハウス

東西に敷地を分割して建てた、南北に長い2棟建ての住宅。 お互いの視線の制御、吹き抜けによる光の取り込み方に特徴があります。 アプローチは共有としながら、門扉はそれぞれ別にとっています。シンボルツリーも共有しています。

青木 亮子

東棟 玄関。西棟に向いた横長のFIX窓から採光しています。

玄関ホールの突き当たりには、床レベルの横長窓をとっています。空間の重心の上げ下げにより、空間に動きを持たせています。

2階のLDK。南北に長い吹き抜けからスリット状に光が落ちています。床材はSETA modelの2階と同じ、うづくり仕上げのオーク材。

吹き抜けの窓は「光の量」と「熱量」のバランスをとって設置しています。

家具の入ったLDK。グリーンと床の色、家具の色、全体の質感のバランスがいいですね。

アンティーク家具と「うづくり」の床の相性がいいです。

リビングからダイニング方向を見ています。

西棟 玄関を入った正面に、隣地の緑に向けて開いた横長のFIX窓をとっています。「3階の窓」から入った光が1階の玄関まで落ちるつくりとしています。

2階にある吹き抜けを「南北に細長く」することで南北に長い建物の奥まで光が入るようにしています。

広い壁面が光をやわらかく受けます。

家具が入ったリビング。東南方向に開けた窓と、吹き抜けの上からの光でバランスをとっています。

ダイニングテーブルの真上の吹き抜けから反射光を落としています。












