2004年4月にSHIBUYA DESIGN OFFICEを立ち上げてから、もうじき7年になろうとしています。
昨年4月に突然SDOから新宿支店に異動になりMID TOKYO DESIGN OFFICEを組織し、
ようやくホームページが出来上がるかという10月に、6ヶ月という短い期間で新宿支店から
再び渋谷エリアに舞い戻り、すでに早6ヶ月になろうとしています。
1月には慣れ親しんでいたSDOという名称もTDOに改名し10月から準備を進めていた
ホームページの改訂も幾多の困難を乗り越えて、(マネージャーの岡田は喧々諤々、
阿鼻叫喚と書いていますが、本当に大変でした)ようやく本日公開されました。
渋谷から新宿に異動するときは20年間「異動」という文字と無関係な生活をしていたので、
かなりの衝撃を受けながら、中目黒の事務所に生えた根っこを抜くのに3ヶ月を費やし、
ようやく新宿に生えかけていた根っこを抜くのに(まだ抜け切れていませんが)またまた3ヶ月を
費やし、この一年は根無し草のような生活をしていましたが、2010年は果たしてこの場所に
ちゃんと根がはれるのかどうか。
今まで新宿の江橋さんと一緒にmdoブログを書いていましたが、これからは岩井君と一緒にこの
デザイナーブログにヘーベルハウスの日常業務を軸に見てきたこと感じたことを書いていきます。
mdoブログともどもTDOデザイナーブログも覗いてみて下さい。
ところで、浜田山の展示場も4月のオープンに向け工事も大詰めで(この仕事も新宿支店の大きな
根っこですが)調整にあたふたしていますが、3月12日に主任設計士恒例のモデルハウス説明会
が八王子で行われ、多摩支店の鈴木君とAJの大川さんが説明をしてくれたので、岩井君、吉村君
とともに吉村君の運転で、新しく出来た新大地プレミアム八王子モデルを見てきました。
日本人の家ということを大きなテーマとして計画された展示場で建物そのもの
というより庭に焦点を当てて計画されています。
今日は主任設計士だけでなく、商品企画からも大石さんはじめ大勢こられていました。
この展示場はこの角度から見た姿が一番きれいに見えました。
のぼりや垂れ幕が観光地のそばやの様でした。本当にそばを振舞ってくれたらうれしいのに、
と思ってしまいました。
ここの外壁はアーサーブラウンという新色の吹きつけ色で、来月オープン予定の
浜田山展示場にも同じ色を使うことになっており、その確認も出来ました。
思ったより明るく、彩度は低く感じられ納得感はありました。とりあえず一安心。
この住宅は「五感の庭」をコンセプトに組み立てられています。建物そのものと言うより
庭を中心に感性にうったえる外部空間を提案しています。
ここでは和の空間のプロトタイプともいえる縁側と深い軒を意識した空間の提案をしています。
確かに軒は深くていいのですが、空がコの字に切り取られてしまっていました。曲がらず水平に切り取ってほしかったなと思いました。正面のピンクの住宅の玄関は塀で隠してほしかったですが。じきに植物が大きくなりますかね。
唐田君難しい顔で何か考えていますが、岩井寝るな。
垂れ幕がそばやの様だという感想を書きましたが、このダイニングキッチンまさにここで
お父さんがそばを打っていたら似合いそうな空間でした。
また、そば打ちの実演をしておそばを振舞ってほしいと思ってしまいました。
どうでもいいですが、そば打ちにはまる男性って結構多いような気がしますが、気のせいでしょうか。