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浜田山モデルの計画の中で考えたこと2

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浜田山model

TOKYO DESIGN OFFICEの荒川です

考えてきたこと1でキューブとゲーブルを組み合わせたポーラスな状態であるという話を

しましたが、今回はこれがプランニングとどんな風に関わっているのかとう話を中心に

話を進めたいと思います。

多少ゆとりがあったとしても、東京のど真ん中そんなに大きな庭が取れるなどということは、

めったにありません。とすると、小さなスペースでも、密度の高い設計をして室内との関係を

うまく作り出していくことが、その住宅自体の住みやすさ、居心地の良さにつながっていく

はずです。

浜田山modelの計画で敷地の中で建物によって切り取られた外部がどんな風に残っている

のかが分かりやすくみえるように建物部分を塗りつぶしてみるとこうなります。

浜田山.JPG

これを用途によってゾーニングしていくとこんな風になります。

ゾーニングミドリなし.jpg

五つの庭、とかとかいう表現はあまり好きではないのですが、機能の異なる6種類の外部空間

が9箇所あります。

①躯体の中に取り込まれた中庭。 主にゲストルームから見る庭です。
②クッキングガーデン。  ここで食事を作ったり、食べたりするアクティブな庭です。
③ユーティリティ。要するに物干し場です。
④バスコート
⑤微気候の庭1,2
⑥アプローチ
⑦その他の部分、エアコン室外機や給湯器の機器設置スペース

さらにこの中に樹木や植栽スペースを入れていくと、こんな風になって行きます。

ゾーニング.jpg

それぞれの空間が内部空間と呼応していくことで、豊かな場が生まれます。

 

20100405180742221_0001.jpg 

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