TOKYO DESIGN OFFICEの荒川です
二世帯住宅、渋谷区野A邸
旭化成ホームズは、昭和50年に初の二世帯住宅を発売して以来、二世帯住宅の
パイオニアとして、より快適な親子同居のための研究・開発・暮らし方提案を
行ってきました。息子夫婦同居の家〈DUO〉/娘夫婦同居の家〈DUET〉や、親世帯が
明るく快適に暮らす〈ParenⅡ(ペアレンツー)〉をはじめ、「ロングライフ二世帯住宅」
「融合二世帯住宅」などに結実。豊富なノウハウと確かな実績があります。
とクラシノベーション研究所のホームページにも書いてあります。クラシノベーション研究所
というのは、旭化成が昔から得意としている住ソフトというジャンルの研究をしているところ
で、二世帯住宅とか共働き家族向け住宅、3階建て、ペット共生住宅、熟年家族、
防犯問題などを研究し、暮らし方の提案をしているところです。
その中に二世帯住宅研究所というちょっと硬い名前の研究所があります。
そのホームページの中にはこんなことが書かれています。ヘーベルハウスでは、理想の
親子同居を実現する、二世帯住宅の研究にいち早く取り組んできました。親と子と孫が同
じ屋根の下で暮らしを育む親子同居。もともと日本の伝統であったこの住まい方が、再び
注目を集めています。急速な高齢化や少子化の進行、持ち家の取得難、共働き家族の
増加など、さまざまな社会状況を反映して、親子同居がふたたびクローズアップされてい
ます。
そう、二世帯住宅という名前、今でこそ一般的になり、確認申請でも、二世帯住宅という
スタイルが専用住宅として認められていますが、昔は中で行き来が出来るのはだめとか、
いろいろとわけのわからないことをいわれていた時代もありました。そんなヘーベルハウス
ですが、この五月に二世帯住宅の新しい提案として新商品を発表すると言う話を聞きつけ
ました。二世帯住宅研究所には松本さんと言う人がいます。昔同じチームで一緒に設計を
していました。TDOのマツオさんとか、浜田山MHの計画を一緒にしたインテリアセンターの
小野さんも当時同じチームで仕事をしていました。懐かしい。
で先日松本さんに、最新の二世帯住宅の考え方とか教えてくださいと言う連絡をしたところ、
今月の22日にプレスリリースさせる新商品があるという話を聞きつけたわけです。
詳細はまだふれられませんが、今度の二世帯は孫とおじいちゃん、ばあちゃんの関わり方
がキーになっているようです。そういえば、産休から復帰した設計のKさんも最近両親と同居
を始めたらしくそのきっかけは、子供の面倒を見てもらうということだったという話を聞きまし
た。共働きで・・・やっぱり親と暮らそうと考える人が増えている様です。
と言う私自身も共働きで、かみさんのお母さんと一緒に住んで、ずいぶんと世話になってい
ます。と言うわけで、何回かにわたり、二世帯住宅に関しての話をしていきたいと思います。
TDOでも、二世帯住宅の設計相談会や二世帯住宅の実例訪問会の実施も検討しています。