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ギャラ間

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荒川圭史

TOKYO DESIGN OFFICEの荒川です。

昨日ギャラリー間でやっている竹原義二展にいってきました。

 

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近代美術館でやっている「建築はどこにあるの?

7つのインスタレーション」とどちらにいこうか迷っ

たのですが、今はこっちのほうが面白いかなと

思いギャラ間へいってきました。

七つの・・・・は来週にでも行ってみたいと思って

います。

最近だと安藤忠雄のときの住吉の長屋の原寸

というのもすごかったでのですが、ギャラ間の

展示はいつもお金もかかっているし、良く考えら

れていると関心してしまいます。いつもTOTO

出版の本があわせて発売されるので、その売り

上げでコストがまかなえるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

今回の展示では木材の壁とベンチの上でごろごろしながら映像を見ているのが気持ち

よかったのですが、最近寝不足なのも手伝い、うっかり少し寝てしまっていた様です。

いつものように一度外に出て外階段を上がったところに1から150までナンバリングされ

た住宅の図面と模型がひとつの町を上空から見たような状態で並んでいます。先ずそ

の数に圧倒されます。住宅メーカーならいざ知らず、一人の建築家がそれも30年程度

の時間の中でこれだけの数の住宅を設計施工していくということのすごさがはじめ飲み

込めないでいました。おまけにその完成度がみな同じように高く、おまけに一定のスタ

イルがないというか、なんかいろんなものが一緒にあるんです。それがまたまた驚きで

した。恥ずかしながら、今まで竹原さんのことは良く知りませんでしたが、こんなすごい

人がいたんですね。

思わず竹原義二の住宅建築という写真集を買ってしまいました。

まんまとTOTO出版のわなにはまってしまったのですが、この内容で 3、800円はとても

安いと思いました。何も考えずにページをめくって写真を目で追っていくだけでもとても

楽しい写真集です。

学生のころ村野藤吾の真似をしていたらそういうのはもっと年をとってからやった方が

いいよといわれたことを覚えていますが、確かにあの当時は何も見えていなかったとは

思いますが。最近、竹原義二さんに限らず、斉藤裕さんとかバラガンとかの空間の構成

だけでなく素材そのものの使い方のほうに目がいってしまうのは年のせいなんでしょうか。

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