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あおいあおい空

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荒川圭史

東京デザインオフィスの荒川です

いつも字が小さくて読みにくいような気がするので今回は一ランク大き

くして見ます。

5年前にスキーで大怪我をして、みなに大変な迷惑をかけしています。

もう若くないしやめたら、とよく言われるのですが、まだ懲りていないよ

うです。いろいろ都合もあって今年は4月に入ってからようやく二回行

くことが出来ました。特にGWの春スキーは鬼門なのですが、とりあえ

ず無事に帰ってくることが出来ました。

この写真はニセコの山頂方向を見た景色。四月だというのに、夜

結構雪が降って、この日ゲレンデはパウダー状態、おまけに雲ひとつ

ない快晴。まさか4月にこんなコンディションの中で滑れるとは思ってい

ませんでした。ラッキー。


ヘーベルハウスそら のま東京デザインオフィスさすがに快晴だけあって空が青い青い。ところで、5月にリリースされ

た新商品の名は、その名もずばり「そらのま+」。空を捕まえることが

出来るベランダを持ち、そこで食事もすることが出来ることが大きな

特徴です。こんなニセコのように青い空を捕まえることが出来たら、

なんて気持ちがいいんだろうと思いながらも、この空確かにきれいな

のですが、あんまり明るい感じはしません。もう一枚ニセコの写真を

見てください、こっちはもう青いというか碧いというか暗い。

ヘーベルハウスそら のま東京デザインオフィスもう宇宙のような青さです。実際に見たことはありませんが。よく快晴

時の天空は輝度が低い。要するに明るくないという話を効きますが、

まさにこんな空のことなんでしょうか。雪に反射した光が地上に戻らず、

みんな宇宙に抜けていってしまうそんな感じです。

一方こっち。

ヘーベルハウスそら のま東京デザインオフィス連休に休みをもらって青森県立美術館に行ったのですが、帰りに

行ってきた八甲田山スキー場です。ロープウェイの駅にはいまだに昔の

映画の撮影風景の写真がいっぱい飾ってありました。高校の頃映画鑑

賞会で日比谷に見に行ったような記憶もあるので(だったかな)もうずい

ぶん昔の話で良くは覚えていないのですが。ってどうでもいいですが。

この日はなんとなく雨模様。ただ空はまだ雨雲で真っ黒というわけでも

なく、ただ全体として明るいイメージはなくどんよりしていて間違っても

持ちが良いといえる状態ではありません。こんな日は光の方向が

まらず、影も出来にくいので、ギャップがわかりにくく滑りにくいのです。

ただ空そのものの輝度は、快晴のニセコと比べるとかえって明るいよ

うです。二枚の写真を比べるとよくわかります。光を反射した雪は快晴

のニセコのほうがずっと明るく見えますし、全体の雰囲気は快晴の状

態のほうが当然明るく気持ちがよさそうなのですが、空の輝度とは食

い違います。ここにギャップを感じるわけです。

ということは、住宅というか建築の中に熱を持った日照ではなく、明る

さを感じる天空光を取り込む場合はかえって曇り空のほうが室内は明

るくすることが出来るんでしょうか。このあたりの話は現在計画中の白

金高輪街かどヘーベルハウスの計画の中で、光の研究をしている専

門スタッフにもいろいろと相談しながら、トライアルしていく予定です。

その話は街かどヘーベルハウス白金高輪ブログで詳しく報告してい

きます。

おまけ

八甲田山でスキーをした日は初めただの曇り空だったのですが、林

の中を滑っている最中に急にあたりが暗くなり雨がぽつぽつ降り始め

気がつくと遠くに雷の音が聞こえ始めました。早く安全な場所に移りた

くて、ロープウェイの乗り場まで急いですべり降りて、ロープウェイが

するのを待っていたのですが、その間にすぐそばに雷が落ちたよう

光と音がしました。八甲田は、ゲレンデだけでなく、コース外のツアー

コースも充実していて、多くの人はしっかり装備をしてガイドをしてもら

ったりしながら、いろいろな方向へ出かけていくのですが、こんな雷や

雨のとき山の中で一体どこへ避難するんでしょうかね。

その後気がつくと雨は雪に変わり二回目にロープウェイを降りたとき

はうっすらと新雪が積もっていました。ただ新雪といっても重くべたべ

たな雪で、パウダーとか言う状態ではないのですが

こうして今年のスキーシーズンも終わりを迎えました。

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