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散策その2

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近藤正人

こんにちは、近藤です。

 

先日、浅草にある「浅草文化観光センター」に行ってきました。

CASA BRUTUSの最新号にも紹介されていましたので、

既にご覧になった方も多いかと思います。

浅草の地に建つ文化観光センターに相応しく、

日本家屋のフォルムを何層にも積み重ね、

ファサードに木製のルーバーをランダムに配した

デザインが目を惹きます。設計は隈研吾氏です。

 

①zenkei.JPGのサムネール画像 

最上階(8F)は展望テラスになっています。

屋根に見える部分の多くはこのような架構になっており、

「和」に対するこだわりが垣間見えます。

屋根のガラスから射し込む光もいい塩梅です。

 

②yane.JPGのサムネール画像 

展望テラスには喫茶室がありましたので、

コーヒー飲まないと機能しないワタクシはここで一服。

スカイツリーや浅草の街を見ながらゆったりとした気分で、

お薦めのブレンドをいただきました。

 

③skytree.JPGのサムネール画像 

続いて屋外廊下へ・・・

外部の木製ルーバーはこんな感じで固定されています。

微妙に角度や設置間隔が異なっている事がわかります。

 

④hane.JPGのサムネール画像④wing.JPGのサムネール画像 

内部の階段を下りていくと、

展示スペースや多目的スペース等が各フロアに設置されており、

フロアごとに機能が明確になっている設計という事がわかります。

限られた敷地ですので平面計画はかなりシンプル。

案内ロビーの上部は大きな吹抜になっていて、

ダイナミックな垂木(タルキ)の架構が

「和」のイメージを増幅します。

 

⑤void.JPGのサムネール画像⑥glass.JPGのサムネール画像手摺のガラスパネルも、

和紙らしき素材をはさんだ合わせガラスです。

和紙や布、時にはクラッシュしたガラス等をはさんだり、

素材感を感じさせる演出ができるので私も時々提案する小技です。

 

久しぶりに建築を堪能して、

コンセプトの具現化とその力強さに感動!でした。

 

折角浅草に来たのでおいしいランチを食べようと、

銀座線浅草駅に直結しているアングラな感じの地下街にある、

ベトナム料理の「オーセンティック」というお店に入りました。

少し強面のシェフに勧められた

「豚ひき肉のそぼろごはん」が絶品でした。

予約がなかなか取れないそうですが、

「次回は夜に・・・」と思っています。

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