こんにちは。近藤です。
先日、静岡県藤枝市の家具メーカー
「Kacoal」さんの工場を訪問してきました。
先日のブログで紹介した、
東京デザインオフィスの受付カウンターを製作していただいたメーカーです。
社長さんのご了承をいただきましたので、工場の中を少しご紹介します。
少し専門的な内容になりますが、
家具製作において重要な工程の一つに「縁貼」があります。
現在の家具の多くは材料の表面や端部に
仕上材(印刷されたフィルム等)が貼られています。
この仕上がりの精度によって見た目も手触り感も大きく違ってきます。
カコールさんではこの工程にドイツのHOMAG製の最新の機械を導入されており、
今回はそれを見せていただきました。
こちらが仕上がった間仕切りパネルです。エッジが立ったキレイな仕上りです。
高額な投資だったそうですが、HOMAG製の機械を導入してからは、
製作精度と仕上がりが格段にアップしたとの事。
よりよいモノの追求はロングライフの考え方と通じるものがあります。
こちらはHEIAN製の切削機械です。
プログラムした内容どおり、セットした部材を正確に加工していきます。
工場の中は整然と整理整頓されており、
安全と作業の効率化に工夫されている事がわかります。
工場を見せていただいた後は、
現在詳細設計中のお客様の特注造作家具の打合せと、
より多くのお客様へ提供できそうなユニット造作の打合せです。
ヘーベルハウスでは特注の造作家具を製作するケースも少なくなく、
いくつかのメーカーさんとのコラボレーションの企画もあります。
詳細がまとまりましたらこのブログでも報告させていただきます。
オフィスのデザイナーは3名ですが、このような協力メーカーの方々の力も合わせての
チーム設計で家づくりのお手伝いをさせていただいています。