東京デザインオフィスの荒川です。
実は今代官山の近くでアパート併用の住宅の工事が進行
しています。
電気屋さんと外構業者さんと午前、午後で現場打合せの
ダブルヘッダーでした。
そういえば外構業者さんとか設備業者さんとか・・・業者さん
と呼びやすい業種と、大工さんのように昔からの職人さんで、
ただ・・・さんと呼びやすい職種があるのですが、電気屋さん
とか左官屋さんはどういうわけか、電気業者さんとか左官さ
んではなく、電気屋さんと屋をつけないといいにくいとのは、
なぜなのか昔から違和感を感じていたのですが、
でも設備屋さんは普通に屋がつきますね。
まどうでもいいですね。
で少し時間が空いたので、Tサイトにいってコーヒーでも飲み
ながら、鍋横の街かどのプランでも考えようとコーヒーを頼ん
で低めの椅子に座って一休みしてみました。
ココはとても居心地がいいです。
平日だからなんでしょうが、それほど沢山の人が居るでもなく、
寂しくもなく、誰も人のことは気にしているそぶりもなく。
1人で本を読んだり、こんな風に何か考えたりするには、ちょう
ど良い空間です。
このプイロジェクトはもともと代官山プロジェクトという名称で
11組のいまをときめく建築家が案を競ったようですが、最終
的にクラインダイサムアーキテクツが勝ち取りました。
TUTAYAのTをモチーフにそれを空間にまで展開していくとい
うちょっと恥ずかしくてなかなかできそうもないことを、POPに
やりきってしまうところがすごいです。
結果的にできた空間もとても居心地が良く、なんとなく仮設感
も漂い、この場所に何かを計画するときに槙さんの一連のヒル
サイドテラスを意識するなというのは無理だと思いますが、そ
れを正面から受け止めず、ゆるっとかわしてしまったような軽
さがいいのかも知れません。
建築やデザインの洋書も沢山あり、原研哉さん監修の「新しい
常識で家を作ろう」という本をつい買ってしまいました。
一日居ても飽きない場所ですが、実際一日なんている時間が
あるわけないのですが、また機会があったら、一休みしたい
場所です。ただ駐車料金は高いです。