東京デザインオフィスがてがけた二つの街かどへーベルハウス、下高井戸と鍋屋横丁を、
各町会と協力して、地震等の災害発生時に地域の皆様のための配給拠点とする
「ここシェルター」活動がスタートしました。
へーベルハウスは地震や火災に耐えるロングライフ住宅づくりを行ってきました。
また「地域に密着し、地域に貢献する」をコンセプトに、街かどへーベルハウスを全国で展開しています。
私たちは東京を担当する支店として、阪神・淡路や東日本大震災後に感じた
「建物はしっかり残って、暮らしも残る」
「そなえのある家、そなえのある街」
の必要性を実感するとともに、
備災をテーマとしたコミュニティ形成の支援活動ができないかを考えてきました。
そこで、耐震・耐火といったヘーベルハウスのハード面の性能だけではなく、
暮らし方も含めたソフト提案力と、東京エリアで蓄積されたノウハウをもとに
2ヶ所の街かどへーベルハウスを災害時の配給拠点「ここシェルター」とし、
以下の備蓄品を装備することにしました。
◆ここシェルター備蓄内容◆
携帯電話、モバイルPC等の充電供給
非常食・飲料水300食分
マンホールトイレ・非常用トイレ
太陽光・蓄電池・発電機等
アルミブランケット・食器等300食・300人分
そして、もしもの時にお役にたてなければ意味がありませんので、
街かどへーベルハウス鍋屋横丁・下高井戸の鍵は街のみなさまに預けました。
もちろん、鍋屋横丁・下高井戸の2つのへーベルハウスだけでは限界があります。
これから家を建てて頂ける方が、この「ここシェルター」の考え方に賛同して
いただけるのなら、水・食糧等の「ここシェルター」標準装備を設置致します。
私たちの家づくりが、一人でも多くの人の安心につながるのなら
ハウスメーカーとしてこんなにうれしいことはありません。
この週末は、上記2ヶ所の街かどへーベルハウスで「ここシェルターフェア」を開催します。
是非、私たちの「そなえ」を見に来てください。