この度の東北地方太平洋沖地震により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
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TOKYO DESIGN OFFICEの岩井です。
4階建ての4階にリビングルームを設けました。
前回、3階建ての3階にリビングルームを設けた住宅を、少し特別な事のように紹介しましたが、今回はそのさらに1フロア上です。
発想としては全く同様ですが、周辺環境から4階が建設可能であり立地条件から1・2階を賃貸住宅としてオーナーの居住スペースを3・4階へ持ち上げました。
「LIFT UP住宅」という都市に建つ住宅の提案を東京商品開発チームで行っていたころ折衝を始めたのもあり、ヘーベルハウスとしては、ポテンシャルを最大限活かした提案となりました。
南、東、西の3方向は3階以上の隣家が目一杯近接して建っていました。
そのため普通に窓を採ったのは北側の道路側だけ。
見通しが利く事が予測され、窓を並べました。
南側(写真の右側)はすぐに隣家が迫っていたので、中庭を設け上部から光を採り、二重壁を階高まで上げることで安心して解放できるようにしました。
LDK方向、中庭越しのショットです。手前は和室。
写真の右端の窓にスカイツリーが写っています。
常套手段ともなりつつありますが、この中庭の床にはスカイデッキ(鋼製のスノコ状床)を張り、
下階へ光を落としました。
これは3階個室階の中庭から上を見上げた様子です。
書斎の縦スリット窓からジャストでスカイツリーを捉えました。
これは私、設計者の意図通り、と行きたいところですが、
実は立地のお陰が大きいのです。
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先日、オーナー様からご入居宅に招待していただき、ごちそうになりました。
奥様は以前品川にお住まいのときから、自宅でお料理を教えていらっしゃるという腕前です。
この日は、韓国料理をいただきました。韓国人のお友達に教えてもらったとの事でしたが、すぐに自分の料理にしてしまうところはさすがです。
キムパプ、カムジャタン、チャプチェ、プルコギ、チヂミ と並びます。
ご主人のご実家は金沢の有名な造り酒屋で、「日榮アランデュカス セレクション」
というプレミアムな純米酒と合わせていただきました。
これまた料理を選ばす飲み易かったです。
上の方の写真から比べても、大分高くまで伸び、完成間近のスカイツリー。
未だ工事中ですがわずかに照明を灯していてキレイに見えました。
完成したらよほど見応えがあるだろうと、いまから楽しみです。
その頃またお邪魔したいと思います。