計画中の住まい

荒川区の住宅1

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荒川区の住宅

TOKYO DESIGN OFFICEの荒川です

荒川区の住宅の計画をご紹介します。

今日中間のお客さまの検査だったので、実はもうかなり出来上が

りつつあるのですが、先ずはどんな計画なのかご紹介します。

名前は荒川なんですが出身は江戸川区で、実は荒川区の土地勘

がほとんどありませんでした。

先ずは敷地を見に行かないと始まらないので大塚から都電荒川線

に乗って出かけてきました。本当は千代田線で行けばすぐなんです

が。荒川線自体がかなり新鮮で住宅地の中を走って行くのはかなり

刺激的でした。世田谷線とはまた違った感じがします。

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計画地は西側に道路東側は駐車場を挟んでこちらも道路。東の

道路は区画整理で再整備されたようで、航空地図の形態とかなり

異なっており状況を理解するのにちょっと時間がかかってしまいま

した。これは現地を見たときの印象をその場でスケッチしたもので

す。最近は現地で建物のコンセプトにあたりを付けるようなこところ

までしてしまうことが多いです。

南と北には4階建てのビルが建っています。駐車場になっている東

側に何かが建つ可能性は少ないような気はしますが、100%そちら

側を当てにしてしまうのは危険なので頼りになるのは西側ということ

になります。いろいろ見て回っているうちに、西側に真っ赤な太陽が

沈んでいくのが見えました。西側の道路の向かいは平屋だし、南西

方向はマンションの駐車場だし、この方向は当てにして夕日が見え

る家を作りたいと思いました。遮熱はしっかりしないといけませんが。

こんなイメージを持って初めてお客さまに会うときに敷地の状況から

受けたイメージを説明することが多いです。

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実際にプランニングをしている中で、変形していくことも多いのです

が、基本的な考えはこのタイミングで共有化できるとうまくいくことが

多いです。このスケッチでは、西側の窓は掃きだし窓ですが、インタ

ビューの時に肘掛に変わり、窓にも腰かけるような状態になってい

ます。

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最終的には腰高の窓になっていますが。

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二階を主空間のみとして、なるべく広く使えるようにという考え方は

共通の認識として固まっていたのですが、この中に中庭的な外部空

間を入れるのかどうかは、お客様とかなり時間をかけてはなしをしま

た。最近のヘーベルハウスでいうと「そらのま」でしょうか。

最後はキッチン脇にテラスを設けることにしたのですが、そうすると

キッチンのスペースが小さくなり、そのレイアウトがポイントになっ

きました。

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一度こんな形で造作の概算見積もりをとったのですが、思った以上

に高かったので、仕様を変更し、コスト調整をしました。

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玄関をどう見せるのかということもお客様のこだわりポイントでした。

このあたりから窓位置や照明の計画にも話が及び始めます。

ヘーベルハウス東京デザインオフィス間接照明キッチンのレイアウトの打ち合わせの中で、どうしても収納量が

足りないことがクリアできず、ワークスペースの考え方を変え、

カウンター部分を一部収納にすることにしました。

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ワークスペースはダイニングテーブルと一体で考えることにし、最近

得意のARUNAIシステム家具を使っています。

かなり大きなポイントとなる階段室側とリビング側を仕切る収納の

見え方も同時に検討します。

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このあたりで模型を作って形や空間の確認作業に入りました。

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窓から入る光のイメージを確認するのも模型を使うとリアルに
イメージできます。
 設計検討模型

今日現地で、予想以上の効果があることをお客さまと確認でき

ました。お客さまのご厚意で7月の二週目か三週目にオープン

ハウスが実現できそうです。

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