東京デザインオフィスの牧野です。
現在着工中の 「綾瀬の賃貸住宅」 のご紹介をします。
今回の計画は、 48坪の敷地内での
2世帯住宅と賃貸住宅 の2棟建て
の計画です。
通常、自宅+賃貸 の計画では、1棟の中で併存させたり
今回のように、2棟に分けたり・・・・。1棟の場合でも、上下で重ねたり、
並列さたりと、バリエーションはさまざまです。
われわれが賃貸併用住宅をお手伝いするときは、細部のプランに入る前に、
賃貸事業としての採算性や安定性、将来のリスクヘッジの方法、
自宅・賃貸部の居住性やプライバシーの計画・・・・等々
案件ごとに異なる、あらゆる与条件を検討したうえで、
事業としての基本方針を立て、その方針に従って、実際の
建物の基本プランに進んでいくようにしています。
そのプロセスが、賃貸併用住宅の計画には不可欠です。
今回の建物の配置計画は、
日照条件の良い南側を自宅とし、北側に賃貸棟をもってきています。
賃貸は、西側の道路に対して開いています。西以外の3面は、
まさに、軒と軒が接するほど、建物が近接します。
自宅は上下で住み分ける2世帯で、トップハットという、
三角屋根の小屋裏空間 が外観を特徴づけています。
北側の賃貸棟は、19坪の敷地 の中で、少しでも多くの
賃貸面積が取れるように、総3階とし、1DK2戸、1K1戸
を確保しています。
2棟の建物は、自宅部と賃貸部のグレード感の差を出しつつ
デザインの統一感を失わないように、形、目地、色を
計画しました。いかがですか?
現在は、賃貸棟は完成し、自宅棟は、躯体工事が終わり、木工事が
進んだ状態です。
今回、お客様のご厚意で、
7月23日(土)、24日(日)、オープンハウスを開催
させていただくことになりました。
最新のアパート設備や内装仕様だけでなく、
地震に強いヘーベルハウスの 制震構造 がご覧いただけますので
是非、ご見学にいらしてください。お待ちしております。
□三角屋根が特徴的です。
□ 賃貸部の外階段
□1DKの内装
□最新の設備仕様が見られます。
□j頑丈な躯体が確認できます
□最先端のテクノロジー 制震フレーム
□屋上からの景色も素敵です。