こんにちは。東京デザインオフィスの近藤です。
東京へ赴任してから設計を担当した案件の現場が、
ボチボチと動き始めています。
先日、浦和市で現在木工中のK邸の現場を確認してきました。
確定できていなかった外構計画の提案と、
ご夫婦が一番気にされていた特注造作の最終確認が目的です。
工事担当者や職人さんとの打合せは先月済ませていますので、
これと言って心配な部分はないのですが、
光の入り方やスケール感、細部の納まりについては、
やはり現場で確認、説明するのがベターと思っています。
こんな外観です。
シートが掛かっているのでイメージが掴みにくいですが、
シンプルモダンなメインファサードに、スリットをアクセントで入れています。
足場が外れた時が楽しみです。
カーポートと一体になったアプローチから屋内へ・・・
本日の打合せのメインはここ、2Fリビングの階段部分の壁造作です。
最初のインタビューの際に奥様が持参された雑誌の切り抜きからイメージを膨らまし、
こんな感じで提案、採用していただきました。
間口がそれほど広くはないK邸ですので、
LDKをどうすれば広く感じられるか・・・
中途半端なパ-ティションでは空間のノイズになってしまいます。
いろいろ考えた結果、壁と同化させて視線を透過させる方針としています。
その為フレームも階段手摺も笠木もホワイトとしています。
ちなみにこちらのフレームは一般カタログ品の流用です。
白金高輪街かど展示場で採用したものをアレンジしています。
特注品の打合せはには、可能な限りサンプルを用意する事にしています。
「特注品は高額だから・・・」と提案をためらう設計担当も多いですが、
「必要であれば特注品やカタログ品もどんどん提案する」のがワタクシのスタイルです。
当然コスパも重要なファクターですので、
ヘーベルハウスの標準品に少しアレンジを加えてオリジナリティを持たせる事もよくやります。
設計ではあれこれ考える時間が大切なので、
その為の時間は自分へのアポ取りとして最優先でスケジュールに入れるようにしています。
今回のK邸でも一部に採用していますので、竣工しましたらブログでも紹介します。
こちらは外部に設けたスリット部に開く窓です。
ここには「大きな窓がほしい、通風もとりたい、
でも外部からの視線も気になる」との要望がありました。、
考えた結果「内に開く」事とし、
大きな袖壁を設けてそちら側に面して窓を設けています。
これから年末にかけて大工さんが天井~壁~床と工事を進めていきます。
いつもの事ですが、竣工が楽しみです。
To Be
Continued・・・
先日「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を観てきました。
「序」「破」の過去2作品とは違い、
ある意味完全な新作と言ってもいい内容と思います。
「エヴァ:破」でサードインパクトを止めた直後から物語開始と予想していましたが、
さすがに庵野秀明さん。見事にその予想を覆してくれました。
まだ観ていない方もいるのでこれ以上ネタバレはしませんが、
観て気になったところを少々。
次回作のタイトルが「シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll」となっていました。
・・・「ヱヴァンゲリヲン」が「エヴァンゲリオン」になっている?
・・・「シン」はカタカナ?真?新?神?、「新劇場版」ではなく「シン・エヴァンゲリオン劇場版」?
ちなみにワタクシは「式波」より「惣流」のアスカのファンです。