計画中の住まい

なべよこ街かどへーベルハウス5 「光の取り込み方」

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鍋横街かどへーベルハウス

東京デザインオフィスの荒川です。

 

今回はなべよこの五回目、「光の取り込み方」です。
プログラム優先で計画をしているように見えますが、
居心地よさを担保する光のことももちろん考えています。

 

東京一軒家のような密集の仕方はしていない中野区本町四丁目ですが、
そこは東京の容積率200%、建蔽率60%の第一種住居地域。
普通に計画しただけでは一階に十分な光が入るわけもなく、

快適な住環境を確保することはできません。

 

ここは定石通り、光は上から取ることにしました。

 

一階平面

一階平面

 

一階でいうと、前回お話したカンディハウスのALPというソファベッドの

真上に吹き抜けをとっています。

 

二階平面

二階平面

 


この縦長の小さな吹き抜けが一階の明るさを確保するために大きな役割を果たしてくれます。
二階の子ども部屋の一部を借りて吹き抜けをつくりその南面と東面に大きな窓を設け、

そこから一階の採光を確保するような計画になっています。
いつもなら吹き抜けに面した子ども部屋の壁面に、室内窓をとるところですが、

今回は吹き抜けに面した二つの部屋の関係がそれほど密なものとは考えにくいので、

壁のままとしています。

 

 

なべよこスケッチのサムネール画像

 

こんな風に光が入ってくる予定です。

 

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