東京デザインオフィスの荒川です。
水戸の住宅の入居後訪問に行ってきました。
お引渡しは3月末でしたから、ご入居されてから半年たっています。
本当にここで生活しているとは思えないくらいきれいにされていてびっくりでしたが、
天気も良く芝も青く、とてもきれいな写真が撮れました。
玄関に入ると正面に青々とした芝生がまぶしい庭が広がっています。
こういう玄関を何度となく計画しましたが、実現したのはここがはじめてだと思います。
玄関ドアを開けた瞬間のサプライズといったところです。
視線を左に振るとLDKが視野に入ってきます。
芝生の庭とリビングはオーニングテントに囲われたウッドデッキを介して
つながっています。もっとデッキを大きくとる案もあったのですが、
ここまできれいに管理できるなら、芝生はとてもきれいです。
隣家からの視線を止めるためにウッドフェンスを計画しましたが、
コストダウンが必要だったため、フェンスは腰より上部のみ、
幅もリビングからの視野に入るところまでの計画にしています。
今回も外構は内山緑化さんにお願いしています。
キッチンの正面はこんな景色が広がっています。
この二連窓は当初全開できるフォールディングウインドウの計画でしたが、
いつも窓を全開できるわけでもないので、
閉めていた時にガラス面がきれいなビスタウインドウと呼んでいる
サッシにするかずいぶん迷った末、今の形にしました。
いつも迷うところですが今回はこれで正解だった気がします。
北側はしっかり壁を残した上に高窓を連窓させています。
お風呂からは洗面所越しに庭がみえるようなゾーニングをとっています。
これもよくやるやり方ですが、先のテラスが明るいときれいです。
お客様は家具選びにもこだわって時間をかけて決めていらっしゃいました。
テーブルはKARFというショップのFORESTというシリーズオークのものが
置かれています。オークの肌色っぽい木肌がとてもきれいです。
天板が足から浮いているように見えるデザインもとてもきれいでした。
椅子はセブンチェアですが、二色混じっています。これも計画中にすでにお客
様が手に入れていたものです。
チークの床にオークのテーブルとウォールナットの椅子。
一見ばらばらな組み合わせですが、木の種類は混じってもきれいだという
お手本のようなセレクトです。
東京デザインオフィスは東京の計画しかしません、というのが原則だったのですが、
水戸から設計相談のご連絡いただき、打ち合わせは東京に来ていただいて進めました。
30分おきに出るスーパーひたちでの往復はお客様は大変だったと思いますが、
とても気持ちの良い住宅ができあがりよかったと思います。