計画中の住まい
2017.04.20 インターフェイスとフリースペース
東京デザインオフィスの荒川です。
「おたがいさまハウス」を計画して以来、街路と建築のインターフェイスをどうやって成立させるのかはいつも計画の大きな問題になっていますが、今回はそれを生きた植物に何とかしてもらおうというコンセプトで、そこは餅は餅屋ということで、parkERｓさんに相談しながら進めているのですが、なんとなく植物の乗った棚を作るようなイメージでどんどん進んでいます。
中間領域としての室内と一体化したテラスと街路の間に作る植物の棚は外に対して開くのか、閉じるのか、あいまいな状態なのか。 今回のインターフェイスは植物のご機嫌次第でどちらにもなるようなものになるのかが決まるような状態を作りたいと考えています。
一階はフリーなスペースとして、住む人によってはSOHO的なスペースでもよいし、カフェとして使ってもよいし、個人的な書斎でもよいし、 リビングとして使ってもよいし、開け放つとかなりオープンエアーな感じにしたいので庭として考えるという考え方もあるし、 とにかく用途は使う人が決めてください、という空間にしようと考えています。
外部と内部が非常にあいまいで、床の仕上げもアコヤのフローリングとアコヤのウッドデッキを使うことで完全に一体化を試みています。
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