東京デザインオフィスの荒川です。
街かどへーベルハウス豪徳寺もぼちぼち躯体が上がろうとしています。7月には完成した姿を見ていただきたいと思っています。
豪徳寺に限らず、いま住空間や街路空間、住宅の外部空間を心地よいものにするために、緑や花の力を借りることがかなり有効であることに、多くの人たちが気が付き始めています。
私自身大学の卒論のテーマは住空間の圧迫感と緑の関係をテーマにしていたこともあり、ここにきてやっとその頃やっていたことが役に立ってきたというか、その重要性を改めて痛感している といったところです。
当時、圧迫感を天空率という空の大きさで判断できるかという研究に加え、緑の量がその圧迫感を緩和できるかというような研究をしており、グリーンには圧迫感を軽減できる力がある。 簡単に言うとそういうことでした。
今それを住宅のアプローチや街路とのインターフェイス、今回豪徳寺では室内空間にも緑の力を借りて、潤いや心地よさというような抽象的なものを緑や花といった具体的な物で表現 しようとしています。
前置きが長くなりましたが(いつものことですが)、最近インテリア関係のモダンリビングやアイムホームでこの手の特集が目につくので、とりあえずアイムホームのバックナンバーで、緑のこ とが書いてあるものを調べまとめて購入しました。
次はモダンリビングやほかの雑誌のバックナンバーも調べてみようと思っています。
豪徳寺の1階はライブラリーのようなスペースにしようと考えているので、こんな雑誌や写真集もそこに置いておこうと思っています。
おいしいコーヒーくらいはサービスしたいと思っていますので、完成したら建物の見学がてら、雑誌や東京デザインオフィスの実例集などもながめに来てください。 土日で、都合のつく日は仕事を持ってなるべくここにいようと思っています。