東京デザインオフィスの為田です。
東京デザインオフィスのある中目黒も目黒川の桜で大変な賑わいです。
東横線の隣駅に祐天寺という駅があります。
街かどヘーベルハウス おたがいさま も祐天寺ですね。
その駅名の祐天寺は、近くにあるお寺の名前です。
先日、今、お手伝いしているお客様と祐天寺へ行ってきました。
こちらも立派な桜の古木があり、お寺の歴史を語っているよういでした。
境内は、桜吹雪の中、子供たちの遊び場になっていました。
祐天寺に行ったのは、当然、家作りの計画のためです。
祐天寺は、周辺にたくさんの土地を所有しており、その土地を借地されて
お住まいの方が沢山あります。
その借地での建替えの計画をお手伝いすることが多いのです。
借地の地代も、最近は、銀行引き落としとのこと。
契約の更新も木造だと、20年ですので、建替えに関わる諸問題も、
皆さん経験することも無く、よくわからないのが普通ですよね。
借地での建替えでは、一般的には承諾料が必要です。
勝手に建替えたり、増改築することは、契約違反になってしまします。
その承諾料も、ヘーベルハウスの場合、軽量鉄骨タイプか、重量鉄骨タイプかで
大きく変わってきます。
軽量鉄骨タイプは、FINE CUBIC 他
重量鉄骨タイプは、FREX3 とご理解ください。
今回ご提案の計画では、プランを軽量鉄骨でやるか、
重量鉄骨でやるか決めかねていました。
そこで、それぞれでの承諾料がいくら位になるかを相談に伺ったのです。
さすがに、祐天寺は、説明資料も準備されていて、細かく親切に説明して頂けました。
他にも、チェックポイントがたくさんあります。
二世帯住宅を計画しているが、建物に子世帯の名義が入ってもOKか?
これは、借地権の名義変更ではなく、借地権の使用貸借を認めていただけるか
ということがポイントです。
特に建物共有者が、借地人の相続人でない場合などは、要注意ですね。
ローンを借りる上で、条件はあるか?
金融機関ごとに地主の承諾書が必要ですので、それに対応していただけるか?
建物には担保設定してOKか?
そのときに承諾料がかかるか? などなど。
条件によっては、ローンを借り入れできる金融機関が限定される場合も多いです。
そういえば、街かどヘーベルハウス用賀も土地は借地でしたね。
やはり、地主は、近所のお寺さんでした。
今までの私の経験では、個人の地主さんの場合、条件もまちまちでした。
高額の承諾料を要求されたり、建て替え自体を拒否されたり、、、、、。
まだ、お寺さんの場合のほうが、内規的なものがあるので、話しは早いですね。
ただし、交渉の余地は無いことがほとんどです。
というわけで、借地での建て替えをご計画の方は、一度、ご相談ください。
プランを作る前に、お伝えしたいことが沢山あります。
それでは、お待ちしております!!