こんにちは。
TOKYO DESIGN OFFICEの井上美代子です。
今月と来月は二世帯住宅のことをお話ししていきたいともいます。
何故ならTOKYO DESIGN OFFICEではGWに向けて、「二世帯住宅相談会」を
開催するからです。
「家が古くてそろそろ建て替えたいけど、この機会に二世帯住宅にしたら
どれくらいの広さまでとれるんだろう?」
「マンションを買うのと、思い切って両親と二世帯住宅を建てるのと
どっちがいいんだろう?」
「どんな二世帯住宅の実例があるのだろう?」
こちらのイベントでは色々な疑問にデザイナーがお答えします。
まだ家族にお話していない方でも大丈夫ですよ。
まずは下調べしてから♪ お気軽にご参加下さい。
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これまでの「二世帯住宅」というと両世帯が気を使い合いあわないといけない・・
というイメージがある方もいるかもしれませんが、最近の傾向は変わってきています。
もちろん、『親しき仲にも礼儀あり』は欠かせませんが、
その上でポジティブに「ちゃっかり同居」を子供世帯から持ちかけることが
多くなってきています。
例えば、これまで孫の教育に親世帯は極力口を挟まないようにすることを求められていましたが、
完全に共働き世帯数が専業主婦世帯数を追い越した現代では、
ご両親に積極的な家事協力を求める若奥様が増えています。
若奥様もご両親が近くに居る事で
・安心して働け、
・鍵っ子にさせることもなく、
・祖父母と交流できるので子供の教育にもよいと思っているワーキングマザーが増えています。
逆に、親世帯にとっても夫婦二人だけの生活よりも張り合いが出て、
高齢化に伴うサポートの安心感もあると思うご両親も増えているようです。
さらに、最近はご主人様ではなく奥様方のご両親との同居がどんどん増えています。
やはり若奥様が頼みやすいのはご自分の両親で、ご両親も面倒を見てもらうならば
出来れば自分の娘がいいと希望されるようですね。
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私のように地方出身の人が東京で住宅を購入しようと思う場合、土地の値段が
とても高くてなかなか手が届かない・・・と悩まれる方は多いのではないでしょうか?
そんな中、ご主人・奥様のご実家が都内はもちろん関東近辺にあるかたは
本当に恵まれていらっしゃると思います。
もちろんそれぞれのお考えもあると思いますが、条件が整えば二世帯住宅で
土地取得費はかからず住宅建築できるのですから。
さらに行政でも二世帯、三世帯住宅を応援してくれるところがあります。
例を挙げると
東京都品川区には「二世代住宅取得等助成事業」があります。
区内に条件を満たした二世帯住宅を建てると先着順ではありますが
1件に付き新築で90万円の助成金が出るのです!詳しくは、
他にも東京都北区には「三世代世帯転居費用助成」という制度もあり活用しない手はありません。
私はいつもうらやましい目で二世帯住宅のご相談を受けています。
きちんと計画すればとっても家族がハッピーな住まい方だと思います。
私も、応援しています。