東京デザインオフィスの松尾智子です。
先日、キッチンハウスとトーヨーキッチン、ふたつのショールームを見学してきました。
まずは上野毛。kitchenhouse(株式会社TJMデザイン)
1975年ドイツキッチンの輸入に始ったヨーロピアン・テイストのキッチンメーカーです。
2006年タジマ社と合併しています。
タジマ社といえば建築用ハンドツール。なかでも私たちになじみのあるのがこれ。
ブランドロゴ色の赤いキッチン。
4フロアで構成されたショールームはみごたえがあります。
面材もこれだけあると壮観・・・マルチストライプ。
キッチンハウスの商品は全て注文があってから製造にとりかかるカスタムメイドです。
その一件一件について吟味する場は、経験豊富なプランナーによる「テレビプラン会議」。
しかも、毎朝開催なんですって!!
全国のオフィスを回線でつないで、スタッフがアイデアを出しあうのだそうです。
1人が作成するプランより、多くの知恵や経験が詰まったベストプランを提供できる「プラン会議」
東京デザインオフィスが実践している「チームデザイン」にとても近い考え方ですね。
東京デザインオフィスではキッチンハウスさんと共催のイベントも計画しています。
まずは24日(土)新宿modelでのイベント開催を目標に準備中。
詳しくは近日中にイベントblogでご紹介できると思います。
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さて、上野毛を後にして、青山に向かいます。
お次はトーヨーキッチン。
トーヨーキッチンさんといえば、独自のデザイン提案。
作家性の強い家具や装飾性の高いシャンデリアなどの組み合わせなどなど・・・。
キッチンセットそのものも、大胆で強い個性を放っています。
ちなみにこちらのセンターフードは「MANTA」
海を優雅に泳ぐ、あの「マンタ」をイメージしています。
デザイン性だけでなく、オリジナルの高い機能も魅力のひとつです。
代表的するのがシンクを立体的に活用した3D-シンク。
シンク内で「調理台プレート」「まな板」「マルチプレート」という3枚のプレートを同時に使えます。
さて、こちらはベネツィアンモザイクブランド「SICIS(シチス)」のコーナー。
南青山のフラッグシップショップのオープンも間もなくですね。
200色あるオリジナルカラー。パーツでみても綺麗ですねえ・・・。
インテリアとキッチンが融合したショールーム。
トーヨーキッチンさんのコンセプトを体現した、わくわくする空間です。
以上ショールーム見学のご報告でした!