東京デザインオフィスの為田です。
今週の休みは、少し遠出して、箱根の山へ出かけた。
昨年末は、三日かけて東海道を歩いて箱根へ行ったが、今回は、車で1時間半で到着。
子供を学校へ送り出し、遅めのスタートでも、何とかなる距離だ。
大涌谷の駐車場へ到着すると、中国や韓国系の観光客の多いこと。
今日は、富士山もよく見えているので、喜んでもらえている様子だ。
靴を履き替え、ザックを背負って、すぐに出発する。
登山道に入ると、観光客は皆無で静かになる。
先ずは、写真右上の烏帽子の形の冠ヶ岳を目指して登り始める。
今日は、冠ヶ岳から神山、そして駒ケ岳を周って、姥子へ帰るコース。
途中、花や蜂、蝶に足を止める。
この赤い実は、キイチゴの仲間の「クサイチゴ」
ガイドブックによれば、オレンジ色のモミジイチゴは、甘くて美味しいらしい。
もちろん、このクサイチゴを幾つか食べたが、確かに甘くなかった。
暑くて、汗だくになって、駒ケ岳で休憩。
数年前に来たときは、真っ白の霧の中だったが、今日は、見晴らしがいい。
明神ヶ岳の向こうに、大山や丹沢の山並みが見える。
この時期の駒ケ岳から姥子へのルート選択は、失敗だった。
腰までの笹藪とトゲトゲの植物にほとほと参ったが、引き返すわけにも行かず、
午後3時過ぎに、なんとかゴール。妻も良くついて来たと感心する。
ススキの仙石原は、それは綺麗だったが、乙女峠からの夕方の富士山が見たくて、
車を急がせる。そして、峠の茶屋で、団子を食べながら、
徐々にシルエットになっていく富士山を一時間ほど眺める。
あと一時間後、夕方6時頃が、日没の薄明かりに浮かび上がる富士山が一番綺麗に見える。
はず。
だが、子供が部活から帰宅するのに合わせて、誠に残念ながら帰途に着く。
お土産は、もちろん、大涌谷の黒たまご。長生きしてくれ~。
翌日の弁当にも一個持って行ったとのこと。
箱根の外れの道端のススキを今日、松尾にプレゼント。中秋の名月は昨日だけどね。