東京デザインオフィスの為田です。
今週の山行きは、先輩に誘われて、入笠山(にゅうかさやま)へ。
中央本線の富士見駅に集合との指示で、「あずさ3号」で向かう。
台風一過の好天を期待。
甲府を過ぎると、車窓から、八ヶ岳が見えてくる。
ワクワク感が、湧き出してくる。
やっぱり、上の方は冠雪しているなあ。昨晩、降った雪だろうか。
読んでいた本も、内容が頭に入らなくなり、閉じて車窓を眺める。
五人で、タクシーに乗り込み、登山口へ向かう。
見る見るうちに、西から雲がでてきた、、、。
途中、入笠湿原に出る。
すずらんの群生など、花の宝庫らしい。
が、晩秋の色の中に、シラカバだけが、際立っていた。
頂上へ近づくに連れて、風も強くなり、寒さが増す。
頂上からは、雲に頭を抑えられた、八ヶ岳が南端から北の蓼科山まで見渡せた。
振り返ると、甲斐駒や北岳、遠くに富士山も見える。
もっと天気が良かったらと悔やんでも仕方なし。
落葉松(カラマツ)も、かなりは葉を落とし、道に敷き詰められていた。
寒空を見上げていると、雪がちらついてきた。
地図にあった、ビューポイントからの富士山。
北風が、北斜面に雪をなぐりつけた様に、左右アンバランスに白くなっている。
下山後は、温泉に浸かり、冷えた手足を温めた。
そして、無人駅の「すずらんの里」駅まで歩いて行ったが、皆の予想以上に距離があった。
この電車を逃すと、一時間半後になってしまう!!と、収穫の終わった田園風景の中を
五人で、最後は猛ダッシュした。
ホームへの階段を走りあがると、ちょうど電車が入って来た。
息を切らして、座り込み、暑くて上着を脱ぐ五人組は、どう見ても異様だったと思う。
最後は、甲府で途中下車して、反省会。
馬刺しや鳥もつ煮、山梨の日本酒で、今年の山の記憶を語り合い、楽しい時間を過ごせた。
先輩方に感謝感謝。