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不思議な陽射し

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ヘーベルハウス

東京デザインオフィスの為田です。


先週は、荒川とお手伝いしてきた、3階建てのアパート併用住宅の
お引渡しを無事にすることが出来た。


手帳を見返してみると、冬休み明けにデザインオフィスへお電話頂き、
2010年の1/10に、初めての計画ヒアリングだったので、
本当に、ちょうど一年が経ったことになる。


利便性が高い場所なので、アパートを二戸併設し、都市の密集地のなかで、
明るい住まいの実現が目標であったが、ほぼ荒川の最初の基本設計のまま、
建物は完成した。


お引渡しで、現地に伺ったのは、午後2時。
計画敷地は、東道路で、その先に小さな公園があるため、そちらに開く
基本設計となっていた。


二階LDK2階のリビングダイニングに入ると、燦々と陽射しが入っている!!
この時期だと、甲羅干ししたくなるような、暖かさを持った陽射し。


このリビングは、東向きで、今は、午後なのに、、、。


東向きの窓からそれは、都心のビルに、反射した陽射しだったのだ。
想定など、全くしていなかった陽射しだった。
季節によっては、角度が変わってしまうのだろうが、今はラッキーだな。


三階の部屋から3階も同様に明るい部屋が完成した。


春になれば、公園の桜が咲き、さらには、目の前のケヤキが葉を繁らせれば、
連装の窓からは、圧倒的な緑が目に飛び込む計画なのだ。


「引越が片付いて、良い季節には、ぜひ見にいらしてくださいね。」と、
オーナー様からも嬉しい言葉をいただいた。


そういえば、北側斜線で削られた屋根面に、ソーラーシステムを設置する

良い方法は無いかと、以前に相談いただいたこともあったが、

都市の密集地では、屋根面も限られているし、まわりのビルの影の影響も多い。

 

何かうまいミラー式のソーラーシステムは、開発されないかなあ、と考えた。

 

しかし、ソーラー発電システムが、全てを解決する魔法の杖では、無さそうだよな、
とも思う。

屋根で発電した電気を自宅の蓄電池に貯めて、使えるようになれば、防災面でも
有効になるのだろう。

現状は、ソーラー発電分は、高く売電し、安い深夜電力を蓄電して使う方法が、
電気代が安くなるらしいが、、、。

 

今日は、阪神大震災の起こった日。

 

 

 

 

 

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