東京デザインオフィスの為田です。
先週は、お引渡しして10年になるヘーベルハウスを訪ねた。
ヘーベルハウスには、「60年点検システム」があり、30年目までは無料、
それ以降は有料で、60年間にわたり、5年毎に点検が行われる。
そのタイミングとぴったりに、オーナー様から、久しぶりにお電話を頂いたのが、
訪問のきっかけだ。
相談内容は、当時借りたアパートローンが、固定特約期間の10年を経過し、
今後の、10年を考えて借換えも含めた相談だった。
10年というと、確かにそういう時期だ。その点検も必要だな、と思った。
自宅に賃貸アパートを13戸併設した計画なので、住宅ローンとアパートローンを
併せるとそれなりの金額になり、金利動向も重要課題だ。
そのような相談の中で、
「実は最近、旭化成リフォームで、ソーラーパネルも設置したんだよ!」と。
ぜひ、見に行きますよ!!という事になったのだ。
ソーラーパネルは、なんと51枚!!
システムの公称最大出力は、9.48kW。
広~い屋上は、一面の発電システムに、変わっていた。
補助金は国からが、7万円/kWで、東京都からが、10万円/kW。
それに買取料金の上乗せが、後押しになったとのこと。
取付け架台もキチンと設置され、防水もしっかり補修されている。
室内では、現在の発電量をモニターできる。
昼の12時過ぎが、発電のピークとのこと。
10時47分時点は、発電量5.1kW 消費量1.8kW
よって売電量は、3.3kWとなっている。
設置してから、毎日の天気が気になるようになった。
今年の夏が楽しみ。と、ご主人より。
もともと、屋上には、四角いトップライトもあった。
暗くなりがちな、建物中心部の廊下を、程よく明るくしてくれていた。
太陽の光は、形を変えて、役立っているなあ。
「この10年間、安心して暮らせましたよ。アパート経営も順調で。
近所にも、ヘーベルハウスがたくさん増えましたね。」
と、ご夫婦からの言葉を聞いて、嬉しく、また力が湧いてくる気持ちになった。
最後に、先週見た、早朝の甲斐駒ヶ岳
夜は明けたとはいえ、麓には、陽は差し込んでいないが、甲斐駒の頂上は、
赤く染まり始めている。
寒い冬の朝に、誰よりも先に、来光を受ける存在を崇める気持ちになることは、
確かに理解できるし、とても荘厳な一瞬だ。
これも、太陽の光のパワーなんだなあ。
しかし、今日は雪なので、あまり発電してなかったのかなあ。