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高尾山の花

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こぼればなし 為田敏宏

東京デザインオフィスの為田です。


先週は、GWの混雑前に以前から行こうと思っていた高尾の山を歩いた。
GW中は、一部のコースは一方通行になり、数珠つながりに混み合う。


静かに新緑の中を歩きたかったのだが、その日は、計画通り
目的を達することが出来た。


新緑の高尾の森早朝の静かな新緑は、空気までも、薄緑色に感じて、それを吸込んだ
肺から出る息も緑色に思えてくる。


スギやヒノキに、植林された周辺の山に比べて、信仰の山としての
高尾山は、豊かな森が守られている。


戦国時代は、北条氏が伐採を禁止し、江戸時代の代官も、保護を命じた。
明治に入り、皇室の財産となり、戦後は、国有林となった。


ミシュランガイドも三ツ星を与えたが、さらなる保護と益々増える
ハイカーのマナーの向上につながる事を期待したい。


高尾の山は、この時期、花が豊富だ。


タチツボスミレタチツボスミレは、至るところで、群生していた。


シャガ荒川が、早稲田の集合住宅に植えた、シャガも咲き始めていた。


シュンラン「シュンラン見た?」と、知らないおじさんに声を掛けられた。
「この辺にしか咲いてないんだよね。」


ヒトリシズカ「その先に、ヒトリシズカ咲いてるよ。」とも教えてくれた。


ジュウニヒトエ女性グループの高音の会話が、ジュウニヒトエの名前を教えてくれた。


タケノコ筍は、今年はどうも不作らしい。
僕の住んでいるマンションの筍掘り大会も、初めて中止になった。残念。

 


 

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