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トラバーチン ロマーノ

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ヘーベルハウス 為田敏宏

東京デザインオフィスの為田です。


祐天寺の二世帯住宅の完成報告の続きを。


ヤマハのペニンシュラキッチンは、ヤマハのペニンシュラ。

 

スタジオ楽器演奏用の防音室は、三重サッシ。

(写真はまだ、二重サッシ。これから、もう一枚つけるのです。)


その中でも、このお住まいの見どころは、
やはり2階リビングのダイナミックな吹き抜けだと思う。


計画当初は、3階をリビングにする案もあった。
しかし、上方への空間の変化の方が面白そうということで、
途中から計画を一気に見直した。


そこからも、吹き抜けの位置や、キッチンのレイアウトなど、
試行錯誤を重ねて、やっと完成した計画なのだ。
岩井の青インクのイメージスケッチも、沢山作られたなあ。


工事中工事中も、度々、吹き抜けの様子を見に行った。
まだ、断熱材や、手摺の支柱が見えていて、まさに工事中。
完成への期待感が盛り上がる。


吹き抜け完成!完成すると、手摺もスッキリして、空間全体へ沢山の光を導く空間になった。

 

工事中の二層壁その、燦々とした光を受け止める、二層分の壁面。
吹き抜けは、内部でも足場を掛けての工事となる。大変そうだ。


そして、その壁面を飾るのが、


トラバーチン ロマーノの壁トラバーチン ロマーノの壁その2トラバーチン ロマーノ。ADVANの天然大理石シリーズ。


これは、名前の通り、イタリア産の大理石だと。
ローマのコロッセオにも使われている、歴史的な石種らしい。


トラバーチン 拡大写真トラバーチン特有の空隙は、自然界での形成段階で出来たもので、
「虫食い穴」とも呼ばれるが、虫の穴では無い。
想いは、太古に遡りそうだ。


穴埋め処理をして、砥石で磨く本磨きのタイプもあるが、
それは、ツルツル、ピカピカの所謂、大理石になる。


今回の吹き抜け空間には、空隙をありのままに表現し、水磨きで、
しっとりした表情を残すタイプをお奨めして選定した。


天井面に一列に配した、LEDダウンライトが、
どんな夜の空間を作り出しているのか!!!


来週、見に行って来よう!!

 


 

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