東京デザインオフィスの為田です。
今週の山行きは、妻と富士山の御中道に出かけた。
自宅を4時台に出発し、マイカー規制前のスバルラインを登り、
7時過ぎに五合目の駐車場に着いたが、何とか駐車スペースに
ありつけた。まもなく満車だろう。
雲の先、右奥に、ギザギザの八ヶ岳の山並みが見える。
中央から左は、甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥と南アルプスの山々。
富士山の御中道は、標高2300~2400mあたりを巡るコースだが、
富士講の信者にとっては、富士山へ3回以上の登頂経験がある者だけに
許される、最上級の修験の道だったようだ。
今は、御来光を求めて、頂上を目指す人の方が多く、静かな雲上散歩が楽しめる。
日影の全く無い、スコリアの登山道を等高線に沿うように、ザクザクと歩く。
そして、シラビソやコメツガの森に入ると、ヒンヤリとした空気が気持ちいい。
目の高さには、ハクサンシャクナゲのつぼみが、たくさんあった。
所々で、大きな花を咲かせていた。
今回の目的の一つだったが、少し早かったようだ。
また森を抜けると、眺望が一気に開けるが、どんどん雲が上がってくる。
南アルプスも、頭だけになってしまった。
大沢崩れまで行って、昼休憩、これ以上は通行止めにて、Uターンで引き返す。
10分おき位に、カラカラと落石の音が不気味に聞こえる。
写真だと、その不気味さは、全く分からないなあ、と思いながら数枚撮った。
大沢崩れのあたりにだけ、ヤマオダマキが咲いていた。
もっと高級なカメラだと違うのかも知れないが、写真で伝えられないモノも
たくさんあると感じる。
シラビソの森は、ヤニ袋が破れて、甘~い香りがしているし、
シラビソの新芽は、トゲトゲで痛そうだが、実のところ、とても柔らかくて
ヒンヤリと冷たい触感なのだ。
東京デザインオフィスのHPの実例写真も、それだけでは、感じられないことも
必ずあると思う。
それを肌感覚で実体験していただくのが、オープンハウスである。
明日の荒川区の住宅は、写真と実空間を比べたとき、やっぱり実物見ないと、
と、思わせてくれる良い感じの建物になった。
まだ、間に合います!! 明日の当日でもご予約、受け付けております!!