#1 阿佐ヶ谷の住宅
- 設計:
- 荒川 圭史
- 竣工:
- 2001年9月
- カテゴリ:

路地奥の住宅です。敷地の一部は近隣商業地区になっていて、周りもかなり高密度で建物がたっています。 敷地の境界がうまい具合にクランクしていて現状では1階でも十分日照が確保できそうだったので、素直に南かわを開けて庭にするような計画としました。 見え方としては、建物本体はほとんど見えないので、路地部全体を花壇のようにし、その中をアプローチしていくような作り方をしています。

階段部分を吹き抜けとして、上部からダイニングに直接光が落ちるようにしています。

今庭になっているところにもともと井戸があったので、手押しのポンプをつけてそのまま残しました。オーニングテントを広げると、外部と内部を一体化しさらに気持ちよい空間となります。

玄関ポーチと庭の間は、キャメルブロックでやわらかく仕切っています。

吹き抜けからダイニングに光が下りてきます。

アプローチの様子。

フェンスにからめて植えてある常緑のクレマチスアーマンディー。4月上旬にいっせいに花が開きます。

路地の一角にクリスマスローズを固めて植えています。

導入部には、YKKのエスパリアフェンスを使って、山ほろしを植えてあります。

ブラシの木








