CASE #77 街かどへーベルハウス用賀「LIFT-UP」
- 設計:
- 西野 功市郎
- インテリア:
- 才野 朝子
- 竣工:
- 2008年6月
- カテゴリ:

用賀modelは「LIFT-UP(リフトアップ)」という手法で設計しました。 光・風をより取り込めむために、ガレージを1階につくり、 生活空間を上空にリフトアップし、ひとクラス上の都市生活を実現しています。 外観。 バス通りの騒音や、周囲の建物を考慮し、道路面は3階に代用進入口になる窓のみ設置しています。 また外観を整えるため、ヘーベル版と窓とのバランスを調整しています。

1階スペース。 半間×1間半の吹き抜けから挿し込む光が印象的です。 1・2階の床は単層無垢のナラ、壁・天井は漆喰シートとし、自然素材を採用しています。

障子で仕切った状態です。 障子の先の玄関には、障子からのやわらかい拡散光が広がります。

ピロティガレージから玄関と洋室を眺める。

2階子供部屋。 子供部屋ですが打合せを想定してテーブルを置いています。 この部屋は半間×1間半の吹き抜けに面して格子を設置しています。 この格子を通して明るさを確保しています。

格子は無双格子になっているため閉じることも可能です。

2階廊下。 奥の明るい光は半間×1間半の吹き抜けからの光を取り込んでいます。

2階廊下に設置したFIXのかすみガラス。 このガラスは吹き抜けからの光を取り込みます。

3階のLDKです。 床は三層無垢のオークを採用しています。 1階をガレージにすることで、LDKを上空にリフトアップしています。 そうすることで明るさ・風通しは良好になります。

リビング。 左側にあるFIX窓が、外観から見える代用進入口です。

キッチンです。 天井高に変化を付けることで連続した空間を柔らかく分離しています。 また天井高を低くすることで落ち着いた空間をつくっています。 (茶室のようなイメージです。)

空中庭園。 イペ材のウッドデッキを採用。 これから樹木が入ってくる予定です。

階段室。 階段笠木・手摺・巾木をシンプルに変更しています。

2階寝室。南北に開口を設け、通風を確保しています。

主寝室出入り口方向を見る。 建具上にエアコンを収め、エアコンが突出しないように計画しています。

洗面所














