東京デザインオフィスの荒川です。
プレオープンして一週間たちましたが、まだ空調のグリルがなかったり
完全に工事が終わっている状態ではないのですが、
家具も大体おさまり住めそうな形にはなったので、各部屋の状況を紹介します。
前回は間接照明に特化した紹介をしましたが、
今回はもう少し全般的に紹介していきます。
なべよこ街かどはへーベルハウスの商品コンセプトのてんこ盛り状態を、
どううまく心地よい空間に仕上げていくかというのが最上位のコンセプトになっています。
外観の形はGENB
大地震に極めて強い、重鉄構造。
2次災害の大火災に対しては、高い耐火性能を誇るALCコンクリート「ヘーベル」が、
外殻として大切な家族と住まいを守る。
さらに、垂直の袖壁「バートスラブ」が、より高い次元でシェルターを構成。
耐火壁として近隣からの延焼を食い止める。
[FREX GENB] ―― それは都市を生き抜く3階デザイン。
というのはHPにあるGENBのコピー。
https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/topics/genb/index.html/
都市の中で一家の住環境を確保するには何かしらの工夫が必要です。
2.5世帯の一階の親世帯のリビングの環境を確保するために、小さな吹き抜けを設けて
そこから自然光を取り込んでいます。
柔らかな光が心地よい空間になっています。
https://hebel-tdo.com/tdo/tdo-blog/process/2013/08/5-1.html
ソファ兼ダイニングのチェアは以前紹介したカンディハウスのALP
https://hebel-tdo.com/tdo/tdo-blog/process/2013/07/4.html
小さなスペースの中に機能を重ねて空間を成立させていますが、
ベッドのコーナーはリビングと太鼓張りの障子で仕切っています。
壁に見えているルーバーはこれも以前紹介した壁をTVボードとしている造作です。
樹を植えたらそこに向けて窓を開ける。これも都市型住宅の住環境
を確保する常套句です。
ここは2.5世帯住宅のコンセプトに登場するシェアライブラリー
https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/topics/2-5setai/index.html/#!/setai2-5Text05-2b
棚は東京一軒家で使っていたディーター・ラムスのVITSOEのシェルフ。
取付けは簡単で何回でも別の場所へ移動でき、12mmの石膏ボードでも固定できる優れものです。
職人さんと一緒に取り付けました。
https://www.vitsoe.com/jp
ここは同じく2.5世帯のコンセプトに登場する充実マイルーム
住友林業クレストと旭化成リフォームとくらしノベーション研究所のコラボで誕生した
キッチンドレッサーも見ることができます。
この部屋と一階のお母さんのスペースは一人住まいの理想的な空間になっていると思います。
南北に開いたダイニングキッチン。本当に風通しが良い空間です。
ソファは品川かぜのとうの計画で買って、つい最近まで東京一軒家にあった
RitzwellのSUONOというソファです。
置かれる場所が点々と変わっていますが、ここのために購入したかのような表情を見せています。
グローボールのスタンドもインテリアコーディネーターの岡田が、倉庫に眠っていたものを
引っ張り出してきたもの。
存在感を見せているのは今回購入したカンディハウスのリキロッカー。
いい味を出しています。
・・・と、街かどへーベルハウス鍋屋横丁は見どころ満載です。
グランドオープンは11月2日です。是非ご来場ください。